今回はNゲージのコンテナ貨車のコキのカプラー交換をしてみました。

つい先日まではカプラー交換しなくても全く問題なかったのですが、たまにダブルスリップポイントを通過するときに連結が外れ、貨車が置いて行かれる時がありました。よく観察してみるとポイントを通過するときに若干の段差があり、車両が持ち上がるんですね。それによって場合によっては連結が外れる事がわかりました。

安定して車両を走らせるにはカプラー交換しかないと思い、秋田市の元城模型さんに相談に伺いました。


購入したカプラーはコチラです。

SHINKYO連結器/灰 自連タイプ


各Nゲージメーカーからオプションのカプラーは発売されておりますが、私が所有するコキはトミックス製とカトー製2つがあります。このカプラーは汎用性があり、2つのメーカーの貨車でも連結出来るとのことで早速交換してみました。


上がトミックス、下がカトーです。


トミックスはカバーを外し、スプリングの脱落に注意すればなんの問題もなく交換できました。カトーは90度回してはめ込むタイプらしいですが、台車とカプラーのスプリングガイド?(スプリングがはまる棒のようなもの)が両者ずれておりますので、ご覧のようにスプリングが若干斜めっております。

少し気になりますが外れる様子はないので、このまま復元しました。


連結した様子です。
左がトミックスで右がカトーのコキです。なかなか実感的でいいですね。大きな加工いらずで、メーカーの垣根を超えて連結できるのは嬉しいですね。



連結間隔はアーノルドカプラーと同じように見えます。これであれば、どのレール半径、ポイントでも問題なく走行できそうです。



いつもの動画です。しっかりと連結して走行できます。機関車側のカプラー交換も考えましたが、いろいろな制限がかかることもありますので、ここはそのままにしております。



それにしてもトミックスのコキのたわみが気になりますね。カトーと比べみるとプラスチックの硬さに違いがあります。カトーのほうがカッチリしている印象です。カトーのコキのセットも気になるところですね。



今回は以上となります。まだ交換していないコキもありますから時間の合間に交換していこうと思います。