先日、初めて新庄駅へE3系つばさを見に息子と出かけました。






奥羽本線新庄駅は国道13号添いにあります。秋田市からですと、横手、湯沢と国道一本で南下すればたどり着けます。ただ国道を走るだけだと面白くないため、今回は由利本荘から由利高原鉄道の横を添うような、国道108号を使って向かいます。下道でおおよそ3時間半ほどでしょうか(^^;)


たどり着いた新庄駅。秋田は晴れていたのですが、生憎の曇り空です。東口はとても開けており、観光物産館?の「ゆめりあ」と隣接しております。駐車場も大変広く驚きました。対する西口は新庄市内への玄関口となっているようで、ロータリーやタクシー乗り場など駅前らしい姿ですね。


駅構内はとてもシンプルです。驚いたのが有人改札であった事です。山形新幹線の始発駅ですが新幹線改札もないようです。


数日前まで新庄まつりが行われたようです。山車が展示されております。大変、りっぱなものですね。



さて、早速入場券を購入してホームへ向かいました。
この新庄駅の構造は本当に面白いですよね。改札を抜けると右手に標準軌の1番線と2番線。左手に狭軌の3番線と4番線があります。元々、つながっていた線路を山形新幹線の延伸の際に標準軌と狭軌に分断し、中央に連絡通路と車止めを設置した形となります。


通路から標準軌側の1、2番線です。なかなかこのアングルから列車を眺める機会はないですよね。


通路から狭軌の3、4番線。いつも見慣れた701系と陸羽西線のキハ110系。


写真続きます。
秋田にいるとE3系といえばこまちカラーが頭に浮かぶので山形新幹線の2000番台はとても新鮮です。


秋田でも見かける新幹線と普通列車の並んでいる様子です。山形方面へは701系の5500番台です。


2編成並んでいる様子もいいですね。



2、4番線の外側にある5番線の横にはE3系の車庫があるようです。
出庫したE3系が入線する様子です。秋田新幹線は駅から車両センターが離れていますから、このようなシーンはなかなか見る機会がありません。


そしてお馴染みの我らが701系。秋田行きです。秋田駅までおおよそ3時間ほどでしょうか。この他にも横手や大曲で折り返す列車があります。




最上川に添う陸羽西線のキハ110系。奥の細道最上ラインという愛称があります。



最後に動画です。
最近のE5やE6と比べるとVVVFの音が聞こえていいですね。


新幹線延伸のために、駅構造や乗り入れる列車が変わったりと大変興味深い駅でしたね。古いレンガ車庫があったのですが、写真を取り忘れてしまったのは残念です(>_<)いつか秋田から新庄まで通しで乗ってみたいものです。


後で、いろいろ調べてみると奥羽新幹線の構想があるのを目にしました。たしかに秋田新幹線はスイッチバックして盛岡駅まで向かいます。それよりだったら、そのまま南下して新庄方面へと向かった方が距離的に短くなります。もしフル企画新幹線が出来上がったら......と考えると興奮します。どちらにを通るにしても、仙岩峠と板谷峠が行く手を阻んでしまいますね。どちらもトンネルを掘る考えのようです。
トンネルで安全に早く目的地に着くのも良いですが、キレイな渓谷の景色が見られなくなるのも残念ですね。




今回は以上となります。長くなりましたが、ご覧頂きありがとうございます。