子供が出来たんだから、ちゃんとしなきゃだめだぞ!
その当時に言われたお袋の言葉
俺ら勉学に優れている訳じゃないから、子供の勉強を教えられる事にも限界がある
だから子供から宿題なんて、昔学んだ事を思いだし、また分からない事は共に学び勉強した
俺らの唯一良く知り伝えられる事は、車の運転とメカニズムの事
ジェンダーフリーに拘った訳じゃないけど、娘、息子には、同じような接し方をしてきた
車の修理は余程の特殊工具を必要としない限り自分で直した
子供達もその場に立ち会う
修理過程は分かっているけど、あえて分からない素振りを良くした
トワ『ここはどうなっているんだ?』
子供達『パパ、こんな所にナットがあるよ』
トワ『俺らじゃ手が入らないから頼む!』
子供達『了解!』
子供達は自慢げに手を油で汚して直し始める
二人には彼氏も彼女もいるので、車をいじくりながら相談にものったり、あの車はダメだとか、あの車はカッコいいとか、どうでも良い雑談をしながら過ごす
思えば二人を怒った事が無い
そりゃたまに子供達も羽目を外す事が無いわけじゃないが、二人の年齢の頃の俺らはもっと悪だった
それを思えば二人の悪はワンパクに過ぎない
そんな二人も今は大人
そしてカエルの子はカエル
今回息子は大手自動車会社に就職
娘も違う大手自動車会社に内定が決まった
子供達はいつの間にか俺らを越えていった
今じゃ娘にいじられ笑われて、息子にはパパもね~ちゃんにいじられ様じゃお仕舞いだななんて言われる始末
子供が生まれたから親になる訳じゃない
子供が生まれて共に学び、育児と育自
親は何も分からない所から親として育って行くものだ


