11月14日(火) 九州1日目 別府温泉・地獄めぐり
2ヶ月以上前のこと、北海道旅行より先に九州の旅行を予約していた。
その時は登山は予定に入れていなかった。
とにかく、別府温泉と阿蘇山に行きたいとの希望を相棒に言い、相棒が旅行を計画。
紅葉の時期にとのリクエストだったのだが、ちょっと遅かったかも
計画を進めていくうちに、少しだけ登山も入れてみることになった。
往きの飛行機は9:20分発のANA。
自宅を6時半に出発。
セントレアの中、いつも素通りなので、少し散策。
クリスマスバージョンになっており、お店も色々ある。
今回、ちょこっとだけ登山する予定なので、登山靴を履いてきた。
デイパックにスニーカーを入れてきたので、飛行機を降りたらチェンジする。
登山靴がハイカットなので、検査場でスリッパに履き替えられ検査された
めんどくさいが仕方ない。
ストックは分解してスーツケースにギリギリ入ったので助かった。
レンタカー会社の迎えのバスでレンタカー会社へ。
やっと登山靴をスニーカーにチェンジ出来た
今日は別府の地獄めぐりだ。
かまど地獄近くのパーキングに運よく空きを見つけ駐車。
ここから地獄めぐりの始まりだ。
かまど地獄
かまど地獄は泉温98度の温泉が噴気とともに湧出。
古来より氏神の竈門八幡宮の大祭に、 地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来。
かまど地獄は1丁目~6丁目までさまざまな湯の池がある。
ブルーの色が美しい
温泉を体験できるコーナーがあり、手・足の湯“蒸し湯”やのど・肌の湯は肌に美容・保湿効果があるとのこと。
近づいてみるとあまりの迫力に、引いてしまった
飲む温泉(80度)を相棒が飲んでいたが、硫黄の香りで飲みやすかったとのこと
ここの池の赤い色は、地下にある岩盤が地熱により出来たねばっこい色んな種類の粘土が溶けだした色だそう。
空気と温泉が同時に出ているために、熱泥となっている。
体験したかったけど、外国人の団体さんで満員でした
日本人より外国人の方が格段に多かったです。
鬼山地獄は、別名「ワニ地獄」とも呼ばれている。
大正12年に日本で初めて温泉熱を利用し、ワニ飼育を開始した。
現在、クロコダイル、アリゲーターなど、約80頭のワニを飼育している。
ピクリとも動かなかったのだが、急に口を開けたのでびっくりした
和風庭園にある池は、青みを帯びた白色をしている。
これは、噴出時は透明な湯が、池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するためである。
さらに白池には、熱帯魚館、県指定重要文化財の向原石幢、国東塔、郷土美術が展示されている「二豊南画堂」等がある。
熱帯魚館には珍しい南米の魚がたくさんいて、面白かったです
店のオリジナルのもろみソフトとかぼすソフトを食べました。
もろみソフトはコクがあり、めずらしい味でおいしい
五穀屋さんはお醤油屋さんだそうで、その製造工程で出来る“もろみ”を使ったソフトクリームだそう。
一押しです
カボスソフトはシャーベットみたいな感じで、さっぱりして美味しかったです。
この日は暑かったので、クールダウン出来ました
温泉で蒸した卵は、もちもちで美味しかったです
和歌山の湯の峰温泉でいつも食べる温泉卵とは、全然違う食感でした。
今から約1200年前、貞観九年正月、鶴見岳噴火と共に出来た熱泉のひとつが海地獄。
水面が海のようなコバルトブルーに見えることから、海地獄と呼ばれるようになった。
見た目は涼し気だが、温度は約98度もあり、泉脈まで深さは200メートル以上と言われている。
泉質は酸性、水面が青く美しく見えるのは、温泉成分に“硫酸鉄”を多く溶解しているため。
園内では、温泉熱を利用してアマゾン地方原産のオオオニバスや熱帯性睡蓮を栽培している。
地獄蒸しプリンは、甘さ控えめで手作り感たっぷりのおいしいプリンでした
鬼石坊主地獄
今から521年前(1498年)に、マグニチュード7.0~7.5規模の日向灘地震が発生した。
その際に現・天然坊主地獄の場所にあった延内寺という大きなお寺の地面が爆発
地が裂けて熱泥が噴出し、寺院は住職(円内坊)もろとも吹き飛んだ。
そこに生まれたのが『天然坊主地獄』
園内の一番奥にその爆発跡があり、当時の爆発がいかに大きかったかを知ることができる。
大地震による爆発のあと、地中深くから熱泥がポコッと湧き上がった。
それ以来、時代によって場所を少しずつ変えながら湧き続けている熱泥。
ポコッポコッと湧き出る姿はまるで坊主頭のよう(写真)
地球の神秘を感じる光景である。
ここから駐車場に戻り、車で移動。
血の池地獄は日本で一番古い天然の地獄で、一言で言うなら「赤い熱泥の池」。
地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まるのだ。
こんな赤い色になるなんて不思議ですね。
入り口で係の人が、今ちょうど温泉が噴出してるよ! と教えて下さった
別府市の天然記念物にも指定される間欠泉が龍巻地獄。
30分~40分ごとに噴出するのだ。
豪快に噴き出した熱水は、屋根で止められているが約30mほど噴き出す力があるそうだ。
鉄輪温泉街をちょこっと散策。
日本1位の湧出量を誇る別府八湯。
中でも最も多く湯けむりが集中するのが、ここ鉄輪温泉。
鉄輪は昔から「湯治」が盛んだ。
食材を温泉の蒸気で蒸す「地獄蒸し」で、自炊をしながらゆっくりと過ごしたり
天然サウナの「むし湯」でデトックスをしたり。
鉄輪の温泉が高温の沸騰泉だからこそ出来た、古来から伝わる「蒸し」の数々。
道のあちこちから、建物のあちこちから、白い湯けむりが出ている。
足湯、足蒸し。
レトロな街。
今夜のお宿は、グランヴィリオリゾート 別府湾 和蔵
今年、お世話になった石垣島のグランヴィリオリゾートがとても良かったので、
ここに決めました
ウエルカムドリンクは梅酒を。
地獄蒸しのデザートも頂ける。
私はさつまいも、相棒はプリンを頂いた
部屋は別府湾ビュー。
約2年前にオープンしたばかりで、とても綺麗な部屋。
大きなソファがあります。
別府湾を見ながらお風呂に入れました
浴衣はちょっと派手めなものを選んでしまいました
夕食はハーフバイキング。
梨のコンポート・生ハム・マッシュルームの冷静スープなど。
小鍋は鱧。
あとはアイランドキッチンから自由にいただけます。
季節の洋食温製料理が3品あり、どれもメインデッシュで出てくるような美味しいお料理でした
パスタや天ぷらも美味しくて、ご飯は鯛めしもありました。
アルコールもフリーで、地酒や生ビールなどいろいろと頂きました。
御馳走様でした
足湯に浸かりながら星を眺めました
庭の木が紅葉していて綺麗でした。
ロビーにて珈琲などドリンクもフリーで頂けます
別府湾温泉 旅人の湯♨
(写真はホテルのHPからお借りしました。)
湯上りにはビールやアイスキャンデーなどもフリーです
2日目に続く・・・。