私は、リアリティ追求型のストレートな文章を書く。

難しい言葉や表現も『伝わらない』結果になれば、美しい文章を書いても、それは、ただの『自己陶酔』でしかないからだ。

読み手には全く伝わらない。

『私はこの人の作品を読んでるから、文章の意図が分かる』とか、もはや宗教の域だと思う。

要は、信者以外が読んでも、ただの文字、『解ってくれる人だけ読んでくれれば‥』そんな悲しい言い訳はない。

ノーベル文学賞をもらった人の作品は、『誰もが読みやすく書いてある』文面なのは、冷静に文章を読める人ならば誰もが気付いているはずだけど。

自分の美学など意味はない。本好きの選考で選ばれる賞なら話は別だけど。



私が物語を書く際は、頭の中で、とりあえず映画を作る。

事細かに鮮明に。

頭に浮かぶ映像を、そのまま書いているだけだ。

誰かが作ったドラマや映画がノベル化されたりするけど、私は、それを自主制作してるだけ。

最初から最後まで。

私は沢山の人と話す機会を自ら望む方で、いろんな話を聞いてきた経緯が有るからかも知れないし、ちょっとした短編とかは結構作りましたけど。

でも、映画を沢山見たのは私の人生で大きかったかなと思っています。

映画館勤めもしてたことが有りますけど、年間100×5=500本。 それまでに観た映画は……多分1000は観てる。

だって映画が好きで映画館に就職したんだから。


今は違う仕事に居ますけど、どうだろうね、今は映画ゼロの生活。

本当は、もっと書きたいことが有ったりもするけど、暇がない……。


暇を作り出すか……。


本当は映画も観たい、週に二本は。


感性を磨くために、やっぱり、現実的でない世界は、私は書いてみて無理なことも解ったし(笑)

リアリティに沿ったものを書いていこうと思う。