母乳にこだわったわけじゃないですが、幸いなことに良く出てくれるおっぱいだったので、産後からミルクも飲ませることなく母乳だけで育ててくることができました。

生まれてすぐ一生懸命に飲む姿を見ると嬉しくなり前向きに母乳を勧めてくることができました。

そのあと子どもの成長と発達が進むと、食事としての栄養だけでなく、精神的な安心のために利用する機会も増えました。

少し遊んでいて、何かにぶつかったり痛い思いをした時におっぱいをくわえさせました。
眠くてぐずぐずする時もくわえさせました。
夜泣きもおっぱいをくわえさせました。
私が用事をしていて構ってあげられないとおっぱいを欲しいと意思表示ができるようになったので、望むだけくわえさせました。

そうすることが子どものためになると信じてここまで母乳を与えました。
そして、授乳していれば私自身もお腹が空いてたくさん食べても増えず、減らずでラッキーくらいに感じていたのと、授乳しながら私を見つめてくる子どもの目に幸せを感じずにはいられなかったです。

ここ1ヶ月ほど夜間の授乳回数が新生児期よりも多くなり、私自身睡眠不足が回復できないまま日々過ごすようになりました。
今までは授乳することに負の感情を感じることがなかったのに、授乳することにイライラするようになってしまいました。
そういう感情は持ってはいけないと思うのですが、そうなってくると夫にイライラをぶつけるしかなく、些細なことで幾度となく八つ当たりしました。

そして私のイライラは誰も幸せにしないと思って夜間だけでも授乳をやめることにしました。
今までも何度かチャレンジしましたがストローマグやコップで水分が飲めなかったり、風邪をひいたりして先延ばしにしてきました。
季節も少し暖かくなってきたこと、朝が早くなってきたこと、子どももある程度いうことが分かっているので今回は夜間断乳はお互いに根気強く頑張っているところです。

こんな辛い思いをさせるなら、もう少し早く、あまり周りの状況を理解できていないような時期にやめてあげた方が良かったのかとも考えます。
子どもに選ばせてあげたいけど、私自身の体と気力が追いつけないので夜間の断乳は頑張って行こうと思います。

昨日は子どもにとって辛い経験があったこともあり、不安な気持ちがあるのか眠くなると痛い痛いというので、おっぱいあげようかなと思ってしまうけど、おっぱい以外の方法で乗り越えてもらえるように、安心感とサポートをしていきたいです。

おっぱいが精神的な安定剤になるのはすごく便利です。他の方法もあるとお互いに選択肢が増えてよかったなぁなんて思う今日この頃です。