昨日のこと。
太郎が保育園から帰ってきて、いつものように家の目の前の公園に遊びに行った。
そこには傾斜の大きなツルツルの山が作ってある。
引っ越してきた当初、太郎はその山を半分も登れなかったのだけど、毎日のように特訓して、また靴も新しいのに買い替えて、ようやく登れるようになった。
それからは、それまでもだけど、毎日のように保育園帰りに山に登りに行く。
昨日、珍しく、体格のよい男の子とその妹らしきペアがいた。
男の子は推定小学2〜5年生くらい。女の子は太郎より大きかったけど多分太郎より年下。
男の子は裸足でクロックスみたいなサンダルを脱いで手にはめていた。女の子も。
そして太郎が山に登って行くたびにそのサンダルで太郎の顔面を押しやったり叩いたり挟み込んだりしながら坂から蹴落として決して山を登らせなかった。
妹も調子に乗って一緒に太郎をサンダルで押しやって落としにかかってくる。
その攻防が30回くらいあった。
太郎の顔面はそれ以上、30回以上サンダルで挟まれている。
見てた私は血が沸騰しそうなくらい腹立たしかった。
でもなんて声をかけていいのかわからない。
もし今声をかけるとするなら『いい加減にしろよてめぇぶっ◯ろすぞ』という言葉しか思いつかないくらい腹が立っていたから、そしてその言葉は言ってはいけない言葉だとはわかっていたから、何も言えないまま少年をただひたすらガンつけていた。←多分本人気付いてなかったけど。
そのうち、その兄妹の母親らしき人が来た。
ちょうど太郎を、その時は素足で蹴落としているところだった。
その母親が中国語らしき言葉で何か言ったら、その少年は太郎を落とすことをやめたので、多分『小さい子いじめちゃダメだよ』的なことを言ったんだと思う。
それからその少年の友達らしき男子小学生が2人くらい来て、その少年は太郎に固執して嫌がらせすることをやめた。
やめたけど、私の腹わたは煮えくりかえっている。
そしてその少年の妹は未だに太郎に意地悪を続けている。
太郎は人見知りしなくて人懐っこいが、空気が読めないところがある。
だから靴底で顔面をぐりぐり押しやられている時も、それは遊びの一環だと思っていたのだと思う。
でも違う。あれは弱い者虐めだし、靴底を知らない子の顔面に押し付けるなんて行為をする子供自体信じられない。
しかもいい体格をした小学生が華奢な保育園児に対してだ。
私はこの怒りの矛先をどこに向けたらいい?
とりあえず太郎には『もう帰ろう?』と優しく声を掛けたのだけど、そうするとその兄妹が『帰れ〜』というのがまたより一層腹立たしかった。
お前らが帰れ。
それから5分くらい、マジで、私はその少年ばかりをずっと目で追って睨み付けていた。どこに移動しても目で追いかけて。
そしたら一回目が合って、10秒もないくらい、渾身の怒りを込めて睨み付けたら、向こうから視線を外して少し遠くに行った。
これでこの思いが伝わったならいいが、もし反省もなくまた同じことをされたら私はどうしたらいいのだろう。
その子の親は異国語だから何を言っているのかわからない。実際のところ、今回のことを注意したのかさえもわからない。
何を言っているのかわからないからこちらの怒りもうまく消化できない。
私は怒りのコントロールが下手だ。
病気のせいもあるのだろうけど、瞬間湯沸かし器並みに怒りが爆発する。
去年か一昨年?は確か扇風機を壁に投げ付けて壊した。(修理してまだ使ってるけど)
その私が昨日はよく耐えたと思う。自分で言うのもなんだけど。
そして睨み付けてはいたから完全には耐えられていなかったのだと思うけど。
私、次また同じ少年見つけたら、また執念深く睨み付けると思うよ。そのくらい太郎の顔面を靴底でぐりぐり押しやり続けられたのは腹立たしかった。
本心では、同じことを私のサンダルで目一杯仕返してやりたいけど、私はもう大人だから、せめてお説教をしたかった。
でも親がどんな人かわからないし、大きな集合住宅で変なトラブルに巻き込まれても嫌なので出来なかった。
おそらく同じ小学校に行くしね。
名前さえわかれば小学校に電話したいとさえ思ったよ。あんなの誰かに指導されないといけないことだと思う。
ああ腹立たしかった。
書いたらちょっとすっきりしたかもしれない。
怒りのコントロール、難しいし、これから子供同士のこういうトラブル?にも色々面していく機会も増えてくるのではないだろうか。
自分の子も他人の子もフラットに注意できるような大人になりたいと思いました。
追記。
昨日コロナワクチン1回目を受けて、今日は腕が痛いです。でも痛いだけで済んでいるのでラッキーだと思っています。(ヘルパーさんは1回目で丸2日寝込んで吐いたって言ってたので)
2回目も3週間後に予約取れました。今週末夫が2回目を受けるので、どうなるのか参考にさせて貰おうと思っています。ちょっとドキドキ、怖い。