どんな場所にもベテランと言われる人が存在する。
時には要らないんじゃないかと思うような人もいたりする。
でもベテランがそこに存在するのには、それなりの理由があるものだよ。
そんな事を思ったのが五輪の女子サッカー。
対ブラジル戦での熊谷選手。
ただ一人の2011年W杯優勝メンバー。
そりゃそうだよね、あれから13年だもの。
あの時はまだ大学生だったけど、優勝を決めるPKを蹴ったのは彼女。
左上に叩き込んだシュートを見て、この場面であそこに蹴るのかと驚いたものだった。
そんな彼女に再びPKが巡ってきた。
後半ATで1点ビハインド。
同点にする最大のチャンスだが、外せば負けが見えてくる。
しかも、前半ではPKの場面で田中選手が外していたから重圧は相当のはずだが確りと落ち着いて決めた。
流石だね。
ゴールを決めた後もボールを拾ってセンターサークルへ。
もう1点取るぞという気迫。
どこかで見たシーンと思ったら、2011年W杯決勝で同点ゴールを決めた宮間選手もそうだった。
そんな気持ちが形になったのか、谷川選手のスーパーゴールが飛び出して逆転。
確り狙って蹴っているのが凄い。
こちらは2011年W杯スウェーデン戦の川澄選手のスーパーゴールを思い出したよ。
スペイン戦でこれは終わったと思ったけれど、まだまだこれからだね。
~余談なの1~
五輪の日本チームとしては熊谷選手は最年長ゴール、谷川選手は最年少ゴール。
~余談なの2~
カナダチームのおかげでGL突破はほぼ確実だろう。
カナダチームは何であんな事したんだろう。
何もしなくてもGLは突破できただろうに。
現に2連勝。
でも勝ち点はゼロ。
選手が不憫だ。