本日は、アジアはシンガポールと日本が祝日でした
主な経済指標も特に無くどの通貨も横這いでしたね、、
中国、科学論文数で首位 研究開発でも米国と攻防
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62428000X00C20A8SHA000/
金曜日のニュースでしたけど、中国が科学論文数で米国を抜いたそうです
工学分野ではもう結構前からトップでしたけど、、
医学、生命科学の分野ではまだアメリカが1位のようですが、科学全体では中国が1位になりました
上のリンクは日経ですが、毎日の記事を載せたヤフーのサイトでは、記事に対するコメント欄もあって面白かったです
「中国のことだからどうせ質が悪い論文だろう」とか、「研究を盗んでいるのだろう」とか書いている人がやはり多く、現実が見えない、見たくない日本人が多いのかなあと思いました、、
日本はドイツに抜かれて4位ということですが、それよりも日本だけ論文数が2004年あたりをピークに増えていない(というか減っている)のが気になりますよね、、
でもこれは異常でもなんでもなくて日本の政策として実行された結果なのですよね、、
日本は平成15年(2003年)にそれまで科学技術立国といわれていた日本の基盤の転換を図ったのです
何に転換を図ったかというと、「観光立国」ですwwww
観光立国推進基本法
https://www.mlit.go.jp/kankocho/kankorikkoku/index.html
観光立国推進基本法が制定されたのは平成18年ですが、発端は平成15年の小泉政権による観光立国懇談会の開催でした
また、時を同じくして平成15年には、国立大学法人等関係6法が国会に提出され、翌16年に日本の国立大学は国立大学法人に移行させられました
ここから日本の大学の研究力の衰退がはじまります
しかしですよ、この平成15年の当時、観光“促進”と言うならならわかるけど、観光“立国”ですからねっ!
これが意味するのはつまり自国民を貧しくして、他国から来る観光客から外貨をいただくことを国の生業にするということですから、、
平成15年はまさにターニングポイントでした
それから17年がたち、今日の結果を見れば見事に日本はその通りの姿となっています
日本の科学技術は衰退してしまったのではなく、国家の強い意志のもとに衰退させられたのです
中国の踏み台としての日本の役割がついに結実したというのが今回のニュースの本質なのでは、と思います
それでは、本日のトレードアイデアです
オージードルのトレードアイデア
4時間足で見ると62MAが結構、意識されているようなので、今、買ってもいいかなと思いますが、、
リトレースメント23.60%、0.71350あたりに下がったら買っていけると良いですね
Entr 0.71350
SL 0.71160
TP 0.72500