今日は出雲銘菓の「神話の月」をご紹介します
美しい生姜色の錦玉羹です。
生姜はこの土地でしか育たないという
出西生姜を使っているとのこと
一番のお気に入りは、
中に白小豆が入っていることです
出雲で有名な神話。
月に住むうさぎ。
白くて美しい小豆。
白いあずきの存在を知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大変貴重で なかなかお目にかかれないものです。
栽培がとても難しいそうです。
虎屋さんの羊羹などで使用される白小豆
そんな白小豆が使われています。
白小豆が透き通って
こちらを眺めています
出雲という 神話の土地ならではの発想。
神話の月という名前も素晴らしいですが、
その土地だけの名産品を使い、
月の中に住む うさぎ。
そんなストーリーを
このまあるい世界に感じることのできる銘品です。
錦玉羹の表面に入ったヒビがまた、
月のクレーターのようで
名前に惹かれて購入したものの。
開けてみたらあら素敵。
心から嬉しくなるのでした
お味は優しい生姜に 甘みがほどよくて。
生姜味の葛湯のような、優しさ。
夏に素敵なシャリシャリとした音。
少し冷やしていただいても
美味しいでしょう。
神話の月に 心照らされた
朝のひと時でした。
