前回に引き続き、

「存続可能な企業はいくつかの特徴を合わせ持っている」

ということで、特徴は4つ。

 

■プロプライエタリ・テクノロジー

■ネットワーク効果

■規模の経済

■ブランディング

 

で、今回は

「ネットワーク効果」

 

 

利用者が増えるにつれて、より利便性が高まるものである必要があるんだって。

 

別に、そうじゃなくても売れる!とは思うけど、

一時の成長ではなくて、

”存続可能”

という内容を含めると、必然的にそういうことになるという。

 

 

で、さらに重要なのは、

ネットワークが小規模である初期の段階においても、

初期ユーザーにとって、価値あるものでないと効果が広がらないという、

 

 

Facebookはいきなり全世界に展開させたかったわけじゃなく、

ハーバード大学内を繋ぎ、他校とも繋ぎ、

その延長上に、世界何億人が繋がることになった。

 

スタート時のハーバード大生にとって価値がなければ、

話はそこで終わってしまう!ということ。

 

 

ボヘミアンラプソディーが

4週間以上、週毎の売上を更新し続けたのは、

ネットワーク効果があったからだと思う。

 

要は、口コミ(SNS)がそれを手伝ったということ。

 

 

でも、どんだけ観た人がSNSを活用してても、

映画自体がつまらなかったら誰も拡散しない。

 

 

存続可能な企業には、

ネットワーク効果が必要で、

それが一時的ではないとしたら、

 

その裏には、

確かな、製品力・サービス力がある。

 

 

 

一時的な流行り物かどうかは、

そこで見分けられるだろうね。