よく聞く話で、
「お金は汚い!」
「金儲けは悪!」
なんて話はあるし、
もはや、お金の話をしっかりすることが、
タブーのようにも思われたりする。
だから、フワッフワッな話で終わることが多い。
「税金増えるね~」
「老後に3,000万円貯金した方が良いらしいよ~」
「まぁ~あいつに比べりゃ、貰ってる方かな~」
これに対して、
”そうだね~!”
で済ますのはどうなんだろ?って。
少し掘ってみる。
「税金増えるね~」
⇒収入は増えてないから、何を我慢する?
友達との時間?自分の趣味?子供の飯・習い事?
「老後に3,000万円貯金した方が良いらしいよ~」
⇒「月25万円×12ヶ月×10年=3,000万円」
+
「不透明な保証(退職金+年金)」
⇒・寿命が明確に分かってる前提でできること。(10年後に終われるの?)
・誰かのピンチに助けられないかもしれない。
「まぁ~あいつに比べりゃ、貰ってる方かな~」
⇒その人が将来、
定年もなく、ずっと働いて、役職とか無くして、バイトみたいなことして、、、
⇒「あっ!俺も一緒~♪」って言えないでしょ!?
⇒誰かと比べる話じゃないと思うんだよね。
残業代で稼ぐ時代じゃなくなってる。
だから、複業をする人が増えている!
日本で本業以外に同時に副業を行ったり兼職している人の数はすでに前年比10万人増の744万人に上り過去最高を記録した。3年前に比べ211万人の増加。
でもね、
ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領のスピーチにもあったけど、
多くの人は勤めて、労働でお金を得ているわけでしょ!?
それを噛み砕くと、
「労働でお金を稼ぐ」
=「会社に一定の時間を捧げる」
=「命を捧げる」
つまり、
「労働でお金を稼ぐ」=「命を捧げる」
って構図になる。
サービス残業、サービス出勤って、
そう考えると、ほんと悲惨な話だと思う。
「今のこの時間のあなたの命は0円です!」
って話だから。
”大学生から社会人になる時に感じる違和感”は、
上の構図によるものだと思う。
「起きる時間を決められ、拘束時間を決められ、
一緒にいる人を決められ、生きる予算を決められ、
結果的には、住む場所も決められる。」
それを”大袈裟”と取るか、
”いや、そうだよな”と終えるか、
”なら、やってみるか”となるか。
やらないとしたら、
一切の言い訳をせず、
「いや~全部最高!!」
と子供の頃の自分が絶対に思わなそうなことを言う。
一方、
「いや~最高にしてきたな!!」
となるか。
どうなりたい?
だから、どうしたい?