最近、他店からもっと学ぼうという思いも兼ね、休日に外食に行くようになった。

今回はスタッフでもある姪っ子がオススメの彦根の『ぢどり屋』さん。

何でもランチが美味しいらしい。

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入店すると、混んでいたが愛想の良い女性店員さんに奥の個室っぽい部屋に案内される。

煉瓦色の壁に囲まれ一見狭そうに見えるが、掘り炬燵席に座わってみればカミさんとお義母さんとの3人では広すぎるほど。

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メニューはどれもとり、とり、とりと同じ食材をいろどりよく当然のようにとり扱っていた。

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ラーメン好きのお義母さんと私が頼んだのは、『炭火もも焼き鶏ガラ塩ラーメン』の定食。

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このラーメンが美味かった。
炭の香りと旨味がたっぷりの半焼きの鶏ももがあっさりした中にも鶏ガラの深みのある味わいのスープにボリューム感溢れるほど浮かんでいる。

ひね鶏なので歯の弱い私にはかなり硬かったが、脂乗りと濃厚な味覚は特筆に値する。

歯の丈夫な人には最高のビールのアテになるだろう。

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ご飯もとりの炊き込み、サラダにもササミを使いごまドレッシングで和えている。
あくまで私的には少し塩辛かったがどちらも美味しく、3人で談笑しながら食事ができた。

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一方カミさんはとりそば。
この日は寒くて出汁はホットで。

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これまたもも焼きが誇らしげにそばを従えていた。
あまり威張るなよと海苔に抑え付けられながら(笑)

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カミさんの定食だけずるく、胸肉のたたきが付いていた。

恨めしげに見てると「食べ」と一言。
三切れしかないので遠慮して一切れだけ頂いた。
見切らないでね。

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せっかく来たのだからと、定食以外に単品でもも焼きを頼んだのだが、これは余分だった。
ラーメンやそばにあれだけ付いていると知っていたら注文しなかっただろう。

親鳥のもも一枚分はかなりボリューミー。
しかし、歯が痛いのもなんの、最後の皮一切れまで噛み切った。

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今回、特に目を引いたのは、二十代前半くらいのスタッフの接待の良さだった。
十四時半閉店で十四時ラストオーダーギリギリに入店し、まだ忙しさの残る時間帯に来店したのに、当たり前といえば当たり前だけど嫌な顔一つ見せずに、終始笑顔でサービスをしてくださり、その応対もマニュアルだけではない自然な一挙手一投足、さり気ない優しさが感じられる話し方、何より客をもてなそうとする気概が感じられた。

その根底には、この仕事が好き、誇りを持っている、そんな感じを抱かせた。
夜にも一度訪れてみたいと思った。