2024フランス旅行記②ボルドーでワイナリーツアーへ、憧れの地でワインを飲む | 晩酌日記徒然 おうちワイン期

2024フランス旅行記②ボルドーでワイナリーツアーへ、憧れの地でワインを飲む

ボルドー3日目、この日が私にとってのこの旅のメインイベント。
ワイナリーツアーに参加して、メドック~ポムロール~サンテミリオンを周ってきました!ぶどう

ツアーはGet your Guideから予約した1Dayツアーで、日本人女性のガイド兼ドライバーの方がついてくださりました。
230€で申し込み時点の為替で約39,000円。決して安くはないけれどワイナリーに行くのに公共交通機関を使うのは結構ハードだし、日本語でのガイドも私の英語力だと必要。ということを考慮するとこんなもんかなキョロキョロ
申し込み時点では複数グループでのツアーのようでしたが、この日は私達のグループ(4人)のみだったのでプライベートツアーのようで気楽!
詳しくは後述しますがマルゴーでメドック4級のワイナリー1ヵ所、サンテミリオンでグランクリュのワイナリー1ヵ所の見学と、あちこちの有名シャトーでのフォトストップを含みます。このフォトストップが入ってるというのがツアーを選んだ決め手でした笑。だってせっかくボルドー来たら、飲めなくてもペトリュスとか見たいじゃん!!

 

ちなみに5大シャトーの中で唯一一般人の見学を受け付けていたシャトームートンにもメールを送ってみたのですが、2ヵ月前の時点だとやはり埋まっているとのことでお断りに。世界中から来るものね。。仕方がない。


さて、朝8時にホテルを出発してまずはメドック地方へ向かいます。ボルドー市街地からだんだんと風景が田舎道に。ぶどう畑も見えてきた頃、出発から1時間弱で1ヵ所目のワイナリーに到着しました。



まずはChateau Prieure Lichine(シャトープリュレリシーヌ)、マルゴー地区メドック格付け4級のシャトーです。
女性のスタッフの方が醸造、熟成の工程を中心に30分程度の時間をかけてしっかりガイドしてくださいました。ちなみにフランス語で、ツアーのガイドの方が訳してくれる形です。質問は英語でしても大丈夫。


土壌についても説明をいただく。ほんとに石!ごろごろしてる!


畑ではぶどうの花を見せてもらいました。訪れたのはちょうど6月上旬、なかなかこの姿で見られることもなので貴重なものに出会えてうれしい〜


デジタル制御による完璧な温度管理の醸造タンク。見た目からスタイリッシュで、6年前に訪れたブルゴーニュとはやはり少し違う印象かも笑


ツアーの後はお待ちかねの試飲ラブラブ
この時点でまだ10時前だけど気にせずいただいちゃいます笑。ファーストラベルと、セカンドラベルそれぞれ2019年。かなり凝縮感高くてびっくり。ファーストはもちろんセカンドラベルでも数年の熟成でよりこなれて美味しくなりそうなポテンシャル。

ちなみに試飲は敷地内ショップの一角で。広めのショップがあてワインはもちろん、ワイングッズなんかも沢山取り揃えていて楽しい。こういう観光客に優しいワイナリーは嬉しい。
セカンドラベルの2015年(確か28€くらい?)と、廃棄になった墫でつくられたというマグネットを買ってみました。

さて、ここからボルドー市街地を再び通りながらサンテミリオン方面に行ってもらうのですがその前にどうしても行きたかったフォトスポットへ。


シャトーマルゴーに


シャトーラトゥール!

見学予約はしていないのであくまでも通りすがりなのですが、それでもそこから見える範囲で畑なんかも眺めることが出来てやっぱり感動しますね。。

そこから車でずっと移動してまずはポムロール。


ペトリュスー!!!
いつかね。いつか飲みたい。いつか出会えると信じている。

フォトストップは他にもシャトーピションロングヴィルバトン、アンジェリュス、シュヴァルブランなども寄ってくれました。
ガイドの方が私のミーハー心を分かってくれていて、フォトストップの旅に写真を撮ってくださったのでカメラロールの中に沢山有名シャトーの前でニヤニヤする私が収まっていますダッシュ

2ヵ所めのシャトー見学の前に、サンテミリオンの街でランチタイム。


世界遺産にもなっているこの街はこじんまりとしているけれど本当にどこをとっても美しくて、教会をはじめとした古い建築もあり歴史の感じられる街でした。


ランチも勿論サンテミリオンの赤と!

2ヵ所目のワイナリー見学は、サンテミリオングランクリュのChateau Corbin(シャトーコルバン)。

こちらでも醸造・熟成工程を中心に案内していただきました。特に畑をじっくり見せていただいて嬉しい!

土壌がやっぱりマルゴーのそれとは明らかに違うのがはっきりと分かりました。



そして嬉しい楽しい試飲タイム照れ


こちらでもファーストとセカンドを。メルロー主体でなめらかさを伴ったとてもバランスの良い味わいでした。
ファーストの2018と、オリジナルのキャンバストートを購入!こういうワイナリーグッズ買えるのも嬉しいよね。日常にボルドーの香りを漂わせたい。。笑

17時すぎにボルドー市街地に戻って、ワイナリーツアーは終了。いやはや大満足でした。

ワインの勉強を始めたのはもう何年前だったか、その頃から当然ボルドーなんて一丁目一番地に勉強したし、ワインエキスパート一般呼称&エクセレンスの時は必死に格付けシャトーの名前も覚えたり、何回も何百回も地図も見てきたけれど、紙の上で勉強してきた土地がいざ自分の目の前にある、自分の足でその地に立っているというのは本当に感動的ですね。
この空の下で、風の中で、育ったぶどうがこのワインになるんだな〜~~って、じんわりと染み入るものがあって、現地を訪れて肌でその地を触れる大切さというのを実感しました。
これからも世界中のワイン産地を訪れたい!!ロゼワイン

夕食は、またまた友人が予約してくれたLe 428というレストラン。
味も見た目も繊細なお料理を堪能ラブラブ


コース料理のメインは魚orお肉でチョイス可能。鴨肉にしましたが…これはブルゴーニュの方があってたかなw

 

夏至も近かったので9時過ぎでもこの明るさ。ホテル戻ってからも部屋飲みで1本飲む、楽しい楽しい女子旅。

実は今回のボルドーは、私の旅の相棒である大学の友人と、あと前職の同期2人とで合流して4人で楽しんだのでした。同期2人とはここでお別れなので4人でのラストナイト。一緒にいたのはたったの2日間なんだけど、初対面である大学の友人と同期2人がかなり打ち解けてくれていたのでとても嬉しかったな。お酒好きはすぐ仲良くなれるのが良い白ワイン

とても良い1日でした。たぶんおばあちゃんになっても私はこの日を覚えていると思う。ボルドーワインを飲むたびに想いを馳せることでしょう。


空港にてワインボトルと記念撮影。さぁ、翌日からはパリです!