パリから日帰りでブルゴーニュ旅行 | 晩酌日記徒然 おうちワイン期

パリから日帰りでブルゴーニュ旅行

先月、フランスに5泊7日で旅行に。

そのうち9/17の月曜日にはパリから日帰りでブルゴーニュ行ってきました!

TGVは日本で予約。公式サイトが完全日本語対応で優秀…。もうパリの窓口でアタフタして駅員に冷たくあしらわれることもないね!!
パリーディジョンの往復で1万円くらいだったかと。

ディジョンついてからのツアーは、色々説明をちゃんと聞きたいと思ったので日本語ガイドさん付きの1日ツアーをvoyage a la carteさんで。140ユーロ。
合計で日本円にすると3万円くらい。パリからのTGV込みの日帰りツアーなど他にもあったけれどもう少し高かったので、別々でとって少し抑えられたはず。

このvoyage a la carte経由でお願いしたツアーガイドの尾田さんという女性が、本当に博識でかつ色んなドメーヌにつてをお持ちで私たちへの気遣いも沢山してくださる素晴らしい方だったのでぜひ皆さん尾田さんのガイドで行ったらいいと思いますよ…!!

 

出発はパリ・リヨン駅から。ホテルを6時台に出ましたw

TGVでディジョン駅へ。

ディジョン駅には8時半に着。思ったよりも何もない駅でした。。(来年には大きなフードマーケット施設が駅近くに出来るらしいですが)

ガイドさんと無事合流。
いざ、グランクリュ街道ドライブへ出発です!!!

 


こんな道をドライブ・・・最高に気持ちが良い~♪♪笑


マジシャンベルタンの畑とか


シャンベルタンクロドベーゼを通り過ぎます。

わー、全部ワインエキスパート1次試験で一生懸命覚えた畑名だよ~まだ覚えてるよ~(9/17時点)

 

ガイドさんの用事で、LVMHグループのCLAS DES LAMBRAYSに立ち寄ったら、醸造中で圧搾作業をしていらっしゃるところに立ち会えました。

 

そこからすぐ近くで本日1軒目のドメーヌ訪問、ドメーヌ・ジャン・ラフェへ。ガイドさんが予定を変更して急遽連れて行ってくれたところなのですが、ここで最高の時間が過ごせました!

もう引退されたジャン・ラフェさんと。今は息子さんが当主だろそうです。

 

私たちの他、スイスから来たネゴシアンの方がいたのですが、貴重なグランクリュを朝から何杯も飲ませていただくことが出来ました。




98年のシャルムシャンベルタンに始まり、88年のジュブレシャンベルタン、78年の(!)クロドブージョ、96年のシャンベルタンクロドベーゼ、2011のシャルムシャンベルタン…
これ銀座で飲んだらおいくら万円ですか。。。という。
予想なんて全くしていなかった幸せに出会って、気持ちも頭もついていかない状態!笑
熟成されたワインならではの複雑で繊細な香りに綺麗な酸味、これがブルゴーニュ!!!と感動しきりでした。まるで宝石を飲んでいるかのような高揚感。

このワインの良さが分かるほどには、ワイン勉強してきてほんとよかったーーー涙

ジャン・ラフェさん、今までの色んな年の良しあしを覚えていらっしゃるのですが、私の生まれ年である85年について「とても良かった」と言ってくれたのでそれも嬉しかった。(ごめん、大方の私の同級生の生まれ年である84年はイマイチなのですw)

 

98年のシャルムシャンベルタンを40ドルという破格で購入させていただくなど。わー!!サインも入れていただいて、ほんとうにこれは良い買い物ができたな。嬉しい。

この時間の思い出ずっと忘れたくないーーー!!

またしばらくドライブして


ロマネコンティの畑へ!!ついつい沢山写真撮る。


ちょっと調子ものって自分と畑とで撮ってもらうとかw
いつか・・・飲めるといいな・・・
しかし、狭いですロマネコンティ。そりゃ貴重になるわけだ。飲める日が来るのか。

写真でも伝わると思うのですが本当にこの日は良いお天気で、この日差しの中でぶどうが育つのだなと。まさにCote d'Or。(実際には紅葉してからが黄金になるらしいですが。)9月半ばすぎですが暑かったです。

向かいのリシュブールの畑にて。
もう殆どの畑は(例年よりだいぶ早く)収穫が終わってしまって、醸造に入っているタイミングでした。(それはそれで良いタイミングにいったなと思いましたけど。)

ランチは街中のカジュアルなお店で。

名物ジャンボンペルシエとクレマンドブルゴーニュ!

そして午後イチはアロースコルトン村のシャトーコルトンCへ。

ここでは白をテイスティングさせていただきました。1er Cruのサントーバンやムルソーも!
昔はブルゴーニュって赤でしょ?って思っていたのですが(無知でした…お恥ずかしい…)、またシャルドネという品種があまり好きではなかったのですがシャルドネいいじゃん!ブルゴーニュ白いいじゃん!てなったきっかけがワインスクールで飲んだコルトンシャルルマーニュ。勿論同じ物ではないですが、やはり好みです。
というわけでAOCブルゴーニュの白をお買い上げ。

そして折り返してディジョン駅方面に戻りながら、3軒目のドメーヌ訪問はルネレクレールという家族経営のドメーヌ。

醸造所の中まで見せてもらえました!


発酵中のタンク。触ると、ほんのり暖かいのね。



当主のフランソワさん、バトナージュ中…のポーズをわざわざとっていただきました。笑 とても優しい方!



フランソワさんと。後ろはグリオットシャンベルタンの発酵中タンク~。発酵中のブドウジュースを飲ませてもらったりとか。まだ甘い!(でも美味しい!)



地下には1200年からある貯蔵蔵など。



テイスティングは日本人の奥様が、どこの畑のもので…など詳細を説明していただきながらで勉強になりました。収穫の様子とかも写真を見せてくれたり、ブルゴーニュのワイン造りを近くに感じられる楽しいお話♪



5時くらいだったのかな。ディジョン駅に戻ってツアーは終了。TGVでパリに戻りました。
パリリヨン駅に戻ってからホテル帰るまでがつらくてw私は3本、相方は2本ワイン持ってるもんだから…。でも大事なワインなので根性で持ち帰る!



ホテルではルネレクレールのAOCブルゴーニュでワインパーティー。こういうのも楽しいよね!


本当に素晴らしい1日でした。
以前にシャンパーニュへ行き、そして今回ブルゴーニュ。なので次はボルドー?と思いながら、ブルゴーニュはまた行きたいと思うほど。
行ってみたいな~とちょっとでも思っている人はぜひ行ってほしい!