両親とは
永らく離れて暮らしています
住まいを共にしていたとき
荒れ狂う過食嘔吐で
計り知れない痛み
ストレス
トラウマ
憎み悲しみ苦しみ怒り
ありとあらゆる負の重荷を与えてしまった
私は彼らの重荷
永らく離れて暮らし
それは少し
ほんの少し
少しだけ
和らいでくれたのかと
独り勝手に気休めに
離れて暮らす親から
電話がありました
離れて暮らす
わが町に無い
生まれ故郷の土地のものを送ってくれると
送料も高く勿体ないからと
心からの気持ちで辞退できました
親兄弟の死など
なんの苦難でもないと
思いますが
こうした声のやりとりもできなくなるのかと
少し
少しだけ
怖く悲しくなりました