こんにちは。
パートナーシップ家系学講座主宰の
永峰千紗です。
「体調はよいですか？」
と聞かれれば、
「とても元気で過ごせています」
とか、
「最近忙しくて少し疲れてるの」
そんなふうにすぐに
答えることができますよね。
私たちは、食事とか運動とか
サプリメントを飲んだり、
健康に良い物があると聞けば
すぐに行動できます。
体の健康を保つことには
敏感だと思うのです。
しかし、心の健康を取り戻すことや
今の状態にも気が付いていない
ことにも、うとい場合があります。
心の悩みで夫婦問題は、
人生最大の悩みといっても
よいくらいです。
夫婦は、他人との関係とは違い、
一心一体なので、何か問題があると
体が半分、持っていかれたような
喪失感に陥るほどです。
食欲もなくなり、
生きていることがうつろに感じ、
生命力も低下したような
気持ちになってしまいます。
家庭の中で重い空気の人が一人でも
いることによって、家族全員が
負のスパイラルへと巻き込まれます。
夫婦の葛藤が続くことは、
心の病にかかっている状態と
同じということです。
夫婦を修復していくことは、
体力とエネルギーを
とても必要とします。
こんなときには、
まず自分自身の心を
癒すことが先決です。
心を癒しながら
夫婦の折り合いを
つけることになります。
本来は、自分の心が
正常でなければ
配偶者に働きかける
余裕はありません。
修復そのものがストレスに
なることもありますし、
その過程のなかで不安の方が
多くなることもあります。
長年、夫婦問題を抱えていると
本来の健康な心の状態が
どんなものかすっかりと
忘れてしまうこともあります。
肩こりに慢性があるように、
不健康な心の状態が
慢性的な病になっている
場合もあります。
本来の健康的な心になるように
敏感になるべく、
いち早く自分の心の状態に
気が付くことが大切です。
夫婦の問題は、
放置すれば次第に
むしばんでいきます。
誰かが何とかしてくれて
時間が経ったからといって
円満へ戻れるものでは
ないのです。
心が元気であれば
なんでも前向きに捉えられます。
心は目には見えませんが、
しっかりとあなたの胸に
いつもいてくれる存在です。
