2024年6月12日（水）晴天
氏神様から新屋山神社へ行くように言われていました。そこから始まるとのことでした。
早く行かなくてはと思いつつも、5月末まで仕事の都合でなかなか行くことができませんでした。
やっと今日、行かれることになりました。
朝、市が尾駅7時50分発の河口湖行の高速バスに乗りました。
東急バス３D窓際の席。空いていてお隣は誰もいないし、座り心地がいい。初めての高速バス旅、様々に形を変える雲をぼんやり眺めていると、途中からほとんど雪のない富士山が現われました。
そういえば、夏の富士山は雪がなくて、昔、山中湖に行ったとき、あれが富士山？ って見間違えそうになったことを思い出しました。
2時間弱で河口湖駅に到着。おやおや、なんと外国人の多いこと。
富士急で富士山駅まで行くことにします。
河口湖駅のホームの向こうにリサとガスパールが描かれた可愛い車両があったので富士山をバックに写真を撮りました。
電車の中もほとんど外国人。
2駅先の富士山駅に着き、富士急山梨ハイヤーのタクシーで新屋山神社奥宮まで行っていただきました。本来なら、本宮から奥宮へ行くところなのですが、神様が奥宮のみでよいと言ってくださったので、今回は奥宮へ直行します。
途中、左右に延々と続く新緑がきれいな林の中、行き交う車も稀な細い一本道をひたすら車が走ります。
30分ほどした頃、どこまで行くのだろうと思っていると、やっと数台車が止まっている所まで来てタクシーは止まりました。
「このあたりで待っていますので」と運転手さん。
「ありがとうございます」
車を降りると「新屋山神社奥宮入口」という立札。林の中に入って行くと中年女性とすれ違がいました。さらに10ｍほど進むとその先に神社の朱色の鳥居が見えてきました。
「奥宮です」
やっと来られたという嬉しさがふつふつと湧いてきました。
鳥居は2基あり、手前は祠の鳥居。そして奥がお社の鳥居です。
奥の鳥居の前まで行くと、すでに一人の男性が熱心に参拝されていたので、私は階段の下で待つことにしました。
祠の方には若い女性が二人。それと、もう一人ラフなスタイルのおじいさんがいました。
平日のこの時間（午前10時半頃）に、こんな山奥（富士山二合目）まで、それでも人々は引き寄せられて来るのだと思いました。
金運神社と言われているからなのでしょうか。誰しもお金に困らないで生きていきたいと思うものです。
参拝を終えた男性と入れ替わりに私は拝殿の前に進みました。
伺いたいことがあったのですが、すぐ後ろで誰かが待っている気配がしたので、ご挨拶だけにして祠で伺うことにしました。後ろにいたのはかのラフなおじいさんでした。
次に私は祠の鳥居をくぐりました。
幸い祠の前にはどなたもおいでにならなかったので、私は祠の高さまでしゃがんでご挨拶しました。
「やっと来させていただきました。ありがとうございます」
「今日、ここへ来たこと、必ずや良きこととなる」「一生困ることはない」「守っておる」と言っていただき、心より感謝を申し上げました。
澄み渡る空気、心落ち着く空間で、もうしばらくここにいたいと思ったのですが、すでに別の男性が祠の鳥居を入って来られたので、私は立ち上がりその場を後にしました。
社務所に寄り大山祇命が描かれた金運カードをいだくと、「そのままお財布に入れください」と言われたのでそのようにしました。
タクシーに戻り、富士山駅まで戻ります。同じ道を走っていたのに帰りのほうが早く感じました。
「奥宮は寒いのかと思っていました。寒くないですね」
「さすがにこの時期、寒くはないですよ」と運転手さんに言われました。
とても良い時期に参拝させていただいたと思います。
奥宮と富士山駅の往復で、タクシー代は13,500円でした。
帰りも高速バスを使うつもりで、再度、河口湖駅へ。
バスの時間までだいぶ時間があったので、駅前で名物のホウトウを食べることにします。
お店でホウトウを食べるのは初めて。同じテーブルに東南アジア系のカップル。
白味噌味の煮込みうどんかな。麺が違うだけかも。あと、カボチャが入っているのが正統なのかしら。鉄鍋に入っていたので、ふうふうしながら頂きました。
まだ時間はあったのですが、あまり遠くまでは行かれないので近くのお店や駅舎の中のお土産物とかを見て時間を潰し、結局、富士山メロンパンというのを買ってみました。
帰りは時間の都合で渋谷行のバスに乗り、二子玉川駅で下車。
帰宅後、行って来られたことを神々にご報告しました。
この先、何が起こるか楽しみです。
新屋山神社に行くにはツアーがあってそのほうが楽かなと思ったのですが、神様から個人で行くように言われたので今回はバスとタクシーを利用しました。
個人で行かせていただいてよかったと思っています。感謝！