さて、近頃以下の情報を得たのでご紹介しておく。
その本の内容を紹介する動画↓
※特に取り立てて言う事ではないのだが、中にはこのYoutubeチャンネルの発する様々な情報を鵜呑みにする方がいるかもしれないが、有名人というだけで何事も鵜呑みにすることは危険であるとだけ付け加えておきたい。
どうやら人類が長寿に至るための答えが導かれたようである。
実はこのことから、聖書にまつわる謎が解けるかもしれないのだ。
旧約聖書に登場する初期の人物たちの長寿の謎が、である。
人類の始祖アダムは記述によれば930歳まで生きたとされているが、
その子孫らもかなりの長寿なのである。
ただ、実際の年齢通りに聖書に記述されているとは考えない向きもあるのだが、果たして本当にそう断言できるのだろうか?
それに対する反論めいたことを、これから私の考えるところに基づき述べさせて頂く。
参照 ⇒ アダム暦による聖書人物の年齢について
これを見るとアダムからノアまで、そしてノア以降の人物の年齢を見ると、明らかにノア以降は寿命が短くなっている事に気付くだろう。
この理由については例えばサイエンスエンターテイナーと自称する飛鳥昭雄氏は、ノアの大洪水以降地球環境が激変したことによるとの考えを主張している。
その概要をまとめると大筋で以下のようになっている。
地球内部に含まれていた膨大な熱水と月の内部にあった水が地球に最接近したことでスプラッシュ、結果地球自体の体積が増大、重力が増したことで恐竜などの巨大生命体は自重を支えきれず絶滅、今まで大空を覆っていた水蒸気や雲などの天蓋が取り払われたことによる紫外線照射量の増大が寿命を縮ませる原因になったのだ・・
といった按配である。
これは大胆な仮説ではあるものの、私自身はこの紫外線によって寿命が縮んだという点に疑問を禁じ得ず、どこかしっくりこなかったのだ。
例えば地球上には白人と黄色人種、黒人がいるわけだが、紫外線に強いと思われる黒人も寿命が突出して長いというわけではない。
もっと何か他に理由があるのではないかと考えている折り、長寿へ至る糸口が見いだされたことで、疑問から核心へと近づくのである。
私の考えはこうである。
ノアの大洪水以降極端に寿命が縮んだのは、食べ物のせいであると。
その食べ物について実は聖書に答えが書かれてある。
ではその食べ物とは一体何か?
それは・・ 動物の肉 である。
ではノアの大洪水の後、神がノアに語った記述を見てみよう。
野のすべての獣、空のすべての鳥は、地を這うすべてのものと海のすべての魚とともに、(中略)これらのものはお前たちの手に渡される。命ある動く物はことごとく、お前たちの食べ物となる。(創世記9・2、3)
この肉食によって人類の寿命は縮むことになったのではないかと推測したのだ。
よく考えてみて欲しい。
紫外線量が多くなったからとて、体の深部にまで紫外線は届かないはずではないか。
肉体は常に細胞が生まれ変わっていくし、傷付いた細胞は修復され、または新しい細胞に置き換えられることによって機能していることは、ほとんどの人が理解している。
もし寿命が縮むとすれば、それは外的要因ではなくむしろ内的要因の方が大きいのではないかとまずは考えるべきだろう。
それも主に肉食に起因する老化という名の病気なのだとすれば、説得力は増すことになる。
そもそも聖書にはアダムを創造した際の彼らの食べ物とは、野の草木、つまり 草食 であったとされているのだ。
見よ、わたしは、お前たちの食べ物として、全地の種のあるすべての草と、種のある実を結ぶすべての木を与える。(創世記1・29)
草食であったからこそ長寿だったのだ、と考える方がしっくりくるのではないだろうか。
肉食を止めることによって人間は本来持っているはずの長寿の性質を発揮し、病気をしない体になることができるならば、今後草食の生活に戻る社会現象が起こるのは時間の問題だ。
そうなればこれをまさに原点回帰と呼ばずして何と言おうか。
さらに説明すればアダムが罪を犯す前も後も草食生活をしていたわけだが、草食では肉食に比べ腹が完全に満たされる機会も少なかったことだろう。
いわば腹八分か腹七部状態であり、また食べ物を採取しに楽園エデン内を散策することで軽い運動にもなっていたと考えられる。
楽園エデンはまさに食料の宝庫であったがために、汗を流す重労働をせずとも食べることに困らず生きていくことが可能な環境であったのだ。
そのような生活スタイルが結果的に長寿を保つ秘訣であったとは、アダムたち自身は知る由もなかっただろうが。