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このブログは、妊活の記録となります。

 

体外受精で、1人目は39歳、2人目は46歳のときに出産しました。

仕事を抱えての1人目の治療も大変でしたが、2人目は、仕事に加え、育児もしながらの治療となり

より大変な思いをしました。

 

私自身、色々な方のブログを見て、参考にさせて頂いたり、励まされたりしました。

妊活は本当に大変だったこともあり、どなたかの参考になればと思い、

記憶を辿りながら、記していけたらと思っています。

 

思い出したことを少しずつ書いていくため、順不同になります。

また、判定結果や、場合によっては子どもの話が出てくることもあるかと思います。

治療した病院

◇矢内原ウィメンズクリニック(大船駅)

◇京野アートクリニック(品川駅)

◇横浜HARTクリニック(横浜駅)・・セカンドオピニオンのみ

◇みなとみらい夢クリニック(みなとみらい駅)

◇田園都市レディースクリニック(あざみ野駅)

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初めての体外受精のことは、そこまで詳細に記憶にはない。

気づけば、既に7,8年近い前になるのだ。そして、その間に一体何回、体外受精をしただろう。

 

最初の採卵の時は、ものすごく痛かったことを覚えている。

採卵の前に麻酔をされたのだけど、おそらくそれがきちんと効いていなかったのだと思う。

 

というのも、2度目の採卵の時はそこまで痛くなかったから。

2度目を経験したときに、1度目の採卵の時には麻酔が効いてなかったんだなぁーと思った記憶がある。

 

麻酔が効いていない採卵はとにかく痛かった。

 

針で内臓を刺される感覚。

子宮の壁の厚さを感じられるほど、感覚が研ぎ澄まされる。

痛みが身体中の神経に響き渡る。

見えない部分が刺されているのに、見えているかのように痛みを感じる。

針が刺されるたびに、目を瞑って、針が抜かれるのを無心で待つ。

もう一回刺しますね、と言われるたびに心臓が縮こまるような恐怖。

 

 

医者には「動かないで。針が別の所に刺さると危ないから。」と言われたけど

もう無意識のうちに身体が痛みを嫌がって動いてしまっていた。

 

採卵って、こんな思いをしなくてはいけないのか・・と悲しい気持ちにもなった。

 

何度も針を刺されたということは、つまり卵胞もたくさんできていた。

20個以上も採卵できた。

37歳ぐらいにしてはまぁまぁいい数で喜んでいた。

それだけ採れたなら、痛みに耐えた甲斐もある。


体外受精か顕微授精かを聞かれ、体外受精を選んだ。

 

思った以上に採卵でき、浮足立って病院を出た。

明るい未来が見えてきた気がした。

 

数日後に落胆することになるなんて、思いもせずに。