【あなたと弔うバースデー】




台本の書き方上全ての不問キャラを男口調で書いていますが、女性が演じる場合は口調、一人称、好きに変えて頂いて構いませんし、ご自身の言いやすいお言葉(方言など)で演じて頂いても結構です。
性転換、全く問題ありません!

アドリブに制限は一切ありません。ですが、共演者の方々に迷惑のかからない様、自己責任でお願いします。






佐藤・不問


田中・不問


鈴木・不問





佐藤「なあ田中!まだ?まだ目隠し取っちゃダメ?」


田中「ダーメ!もう少しだって!」


佐藤「焦らすなよー!」


田中「ダメダメ!誕生日サプライズはちゃんとしないと!」


佐藤「わかったわかったよ!だからもうちょっとゆっくり頼むって!」


田中「よーし着いたぞ!目隠し取るけど、まだ目は開けるなよ!3、2、1な!3、2、1!」


佐藤「はいはいわかったわかったよ!」


田中「いくぞ?3…2…1…って言ったら目開けろよ?」


佐藤「あぶねっ!あーぶっね!開けるとこだった!やめろそんなフェイント!」


田中「ごめんごめん!でもこれ見たらお前絶対ビックリするから!いくぞ?3…2…1…オープン!」


佐藤「っ!…………え…え?……え?ここ、どこ?」


田中「ななまつりトンネルって言う、心霊スポット!」


佐藤「え、バカじゃん。」


田中「何が?」


佐藤「なんで誕生日に心霊スポットに連れてこられなきゃいけないんだよ!」


田中「ええ!?難色!?」


佐藤「ていうか俺、怖いの無理だし!」


田中「異存!?」


佐藤「こんな所来たくなかったし!」


田中「不同意!?」


佐藤「不満って言えよ!わざわざ類語を使うな!」


田中「ええー、俺頑張って考えたのにー。」


佐藤「お前は俺をここに連れてきて何がしたかったんだよ。」


鈴木「楽しみにしてたのに。」


佐藤「だから何がしたかったんだよ。」


田中「サプライズだよ。ビックリしたろ?」


鈴木「したでしょ?」


佐藤「いや、したけど。その後のノープランさよ。ていうか、その人は誰だよ!」


田中「え?その人?」


佐藤「さっきから合いの手挟んでくる、お前の隣にいる人だよ。なんだ?俺が目隠ししてる間に合流したのか?」


田中「え?何言ってんだよ。誰とも合流もしてねえし、ここには俺たち以外に誰もいねえよ。」


佐藤「………え。」


鈴木「あ、見えちゃう人?」


佐藤「やだ!やだあ!!」


田中「え、なになになに!?なあ佐藤居んの!?ここに居んの!?」


鈴木「ばああああああああ!!」


佐藤「いやあああああああああああああああ!!」


田中「マジでえええええええ!?」


佐藤「ああああばばばばびはばばばば、こ、腰が抜けたたたたたたた…!!」


鈴木「そんなにビビることないでしょ!そんなに悪い霊じゃないし。」


田中「ええいいな!いいな!なあ佐藤どこ!?今どこいんの!?」


鈴木「こっちは見えない人か。」


佐藤「お、俺は来たくなかったんです!こいつに無理矢理連れてこられたんです!呪ったり祟ったりするんだったら俺じゃなくてこいつにしてください!」


田中「てめっ!親友を売る気か!」


鈴木「ちょっとちょっと!なんか、勘違いしてるみたいだけど呪ったり祟ったりしないけど?」


佐藤「え?」


鈴木「君みたいに見える人が来るのをずっと待ってたんだ。」


田中「なあ佐藤!幽霊さんはなんて言ってるんだよ!」


佐藤「な、なんか待ってたとか言ってる…。」


田中「やっぱり生贄が来るのを待ってたんだ!」


鈴木「そこの見えない君はさっきから何を興奮してるの?」


佐藤「田中、お前注意されてるぞ!」


田中「え、呪われたとかじゃなくて注意されたの!?」


鈴木「だから呪わないって!ちょっとお願いを聞いてほしいだけ!」


佐藤「お願い…?」


鈴木「このトンネルの中に、私の死んだ場所があるんだけど。」


佐藤「お、俺死体なんか見たくないです!」


田中「なに!死体!?なあ佐藤死体があるのか!」


鈴木「早とちりしないで!死体なんか無いし。数年前に片付けられたから。」


田中「まさか、私の死体を安らかに眠らせてくれってお願いか!死体見に行くのか!こりゃまるでスタンド・バイ・ミーだな!なあ佐藤!ドゥドゥドゥッツドゥン!ドゥドゥドゥッツドゥン!」


鈴木「盛り上がってる所悪いんだけど。」


佐藤「盛り上がってるのはこいつだけだから。」


鈴木「私の死んだ場所に、お花が供えられてるんだ。」


佐藤「花…?」


田中「ノーアイウォン!ビーアフレイッ!」


鈴木「盛り上がってる所悪いんだけど。」


佐藤「ごめんなさい、自分の世界入っちゃったっぽい。」


鈴木「そこに供えてるお花、捨ててほしい。」


佐藤「え?捨てるの?」


田中「ソダーリンダーリンステイ!バーミー!!」


鈴木「もううっさいな。」


佐藤「ごめんなさい、本当ごめんなさい。」


鈴木「ほら、案内するから着いてきてよ。」


佐藤「なんか…慣れてきちゃった俺がいるな。ほら田中、ベン・E・キングになりきってないで行くぞ。」


田中「おわぁビックリした!え、何?とうとう突入しちゃうの?OKOK!」



【 間 】



佐藤「…………。なんでトンネルの中なのに明かり点いてないんだよ…!」


田中「スマホのライトだけじゃ限界あるな。」


鈴木「だいぶ古いからね。いい加減新しく作り変えればいいのに。」


佐藤「しかも……なんか嫌にひんやりするし…。」


田中「はーっくしょん!!」


佐藤「ぎゃあああああああああああああああああ!!」


田中「ごめん寒くて。」


佐藤「やめろよ!ビックリするから!」


鈴木「君の声の方がビックリするよ!!なに?こういうシチュエーション、ダメな人?」


佐藤「だって怖いじゃん!幽霊出そうだし!」


鈴木「いや目の前にいるんだけど。」


田中「なあ佐藤、嫌に声が響いちゃうな。」


佐藤「言うなよそんな事!ああああ…怖さがまた湧きだしてきた…!!」


田中「なあ佐藤。俺には全く見えも聞えもしないけど、お前には幽霊見えてるんだよな?」


佐藤「あ、ああ。」


田中「さっき言ってた、花?を捨ててどうするんだ?」


鈴木「あんなに熱唱してたのに聞いてたの!?」


佐藤「そういえば…なあ、なんでなんだ?」


鈴木「んんー?だって、ずっとそこに供えられてたら、どっか行けないじゃん。」


佐藤「そうなのか?」


鈴木「君達も事故死してみればわかるよ。」


佐藤「心の底からしたくない。」


鈴木「考えてみてよ。病死でも老衰でもさ、家とか病院のベッドで死んで、そこに何年もお花供える?普通お墓とかお仏壇。」


佐藤「た、確かに…。」


鈴木「私、普通に火葬してもらって、お骨もちゃんとお墓に納めてもらったの。でも、一番最初にお供えされたお花はずーっとあるから、私の魂はずーっとこのトンネルから離れられない。だからさっさと捨てて、私を自由にしてほしいんだ。」


佐藤「そ、そうなのか…。」


田中「なあ佐藤、幽霊さんはなんて?ねえなんて?」


佐藤「お花を捨てて、自由にしてほしいんだってさ。」


田中「まさか!その花が幽霊さんの真の力を封じていて、俺たちを利用してその封印を解こうとしている!?」


佐藤「え!?」


鈴木「そんなわけないって!真の力なんかないし!」


佐藤「真の力なんかないって。」


田中「……そうかぁ。」


佐藤「なんでガッカリしてんだよ。」


鈴木「とんでもない期待しがちな人だ。」


佐藤「ごめんなさい、こいつバカなんです。」


田中「え、いま幽霊さんと何を話してんの!?」


佐藤「お前がバカって話だよ。」


田中「マジかよ!そんなのも分かるんだ!幽霊って凄いな!」


佐藤「いや俺が言ったんだけどな。」


鈴木「ホント、バカだ。」


田中「なあ佐藤。」


佐藤「お前今日何回俺に問いかけるんだよ。」


鈴木「なあ佐藤が耳についちゃった。」


田中「なんでお前は幽霊さんと会話が出来んの?」


佐藤「え、さあ?」


鈴木「なんでだろ?」


田中「まさか!お前も幽霊なのか!?」


佐藤「違う。ていうかさっき目隠しした俺を誘導したろ。触れてただろ。」


田中「じゃああれか!ゾンビ的なやつか!スリラーだな!振り向いたら……キャアアアアアア!!」


佐藤「ぎゃあああああああああ!!」


田中「的な?」


佐藤「やめろ!!」


鈴木「楽しそうだね君達。」


佐藤「どう見たらそう見えんだ!!」


田中「テーテーン!テーテーテーエエン」


佐藤「また入っちゃったよ。」


鈴木「自由だなこの人。」


佐藤「いや傍若無人の間違いだろ。」


田中「コズディッシスリーラー!スリーラーナイツ!」


佐藤「なあ、世界に入らないでちゃんとライト照らしてくれよ。あとトンネルの中で熱唱するなよ、響くから、無駄にエコーかかっちゃうから。」


田中「ドゥドゥン!キラー!スリラー!トゥナイト!」


鈴木「あ、終わった。」


佐藤「ていうか、その花ってまだ?」


鈴木「うん、もうそろそろかな。」


田中「ああテンション上がってきた!なあ動画見ようぜ!」


佐藤「なんでだよ!嫌だよこんな所でゆっくりするの!」


田中「うわボン・ジョヴィかっけー!!」


佐藤「見ちゃったよ。」


鈴木「傍若無人。」


佐藤「おいそろそろちゃんとライト照らしてくれよ。動画なんて見てたらすぐ充電切れちゃうだろ。」


田中「あ、充電切れた。」


佐藤「てめっ!!」


田中「痛い!いーたいって!やめっ、じゃれんなじゃれんな!ごーめーんって!ごーめーん……てめえ痛いつってんだろ!!」


佐藤「痛っ!?ザケンじゃねーぞてめえ!」


田中「いてーだろうがよ!何てめえ本気で何回も殴ってんだよ大振りでよ!」


佐藤「てめえがライト照らしてくれねえからだろうがよ!どうすんだよ俺のスマホだけしかねえじゃねえか!」


鈴木「ちょっとちょっと何をそんなにしょうもない事で喧嘩してんのさ。」


田中「じゃあお前のスマホ貸せよ!」


佐藤「なんでだよ!」


田中「次はエアロスミス見るんだよ!」


佐藤「まだ動画見んのかよ!貸すわけねえだろそんな事に!」


田中「ちょお前急にライトこっち向けんなよ!」


佐藤「知るかよ!」


田中「スポットライトと勘違いして歌っちまうだろうが!」


佐藤「知るかよ!!」


田中「ドワナコーズマアーイ!」


佐藤「歌うのかよ!」


鈴木「情緒の不安定さが半端じゃないな。」


田中「ドワタフォースリープコザミィスァビー!」


鈴木「幽霊の私が言うのもなんだけど、この人はもっと現実と向き合った方がいいよ。」


佐藤「どうやってこっちの世界に引き戻そうか…。」


鈴木「一本道なんだし、置いていけばいいんじゃない?」


佐藤「そんな事出来るわけないだろ。」


鈴木「へえ、結構友達思いなんだ。」


佐藤「俺だけだと怖いだろ。」


鈴木「情けなっ。」


佐藤「おい田中!いい加減戻ってこいって!お前曲は知ってるけどアルマゲドン観た事ないだろ!」


田中「うるせえ触んじゃねぇ!」


佐藤「いった!!」


鈴木「あ、スマホが。」


佐藤「あ。」


田中「あ。」


鈴木「………壊れちゃったね。」


佐藤「ぎ……ぎぃやあああああああああああああああああああ!」


田中「アダドーウォナミスァシーイン!」


佐藤「あああばばばばびびびびはばばばばびばびびびばばびばば!」


田中「アドワナミスオンスマーイ!アドワナミスオンケィース!」


鈴木「何この人達。」


田中「ふう…すっきり。あれ?なんで真っ暗なんだ?」


鈴木「あ!戻ってきた!」


佐藤「ひひひぃ!ひいいいいい!」


田中「そうか!俺が自分の世界に入ってエアロスミスを熱唱して佐藤が俺を引き戻そうとした時に俺が逆ギレして手を出した拍子に佐藤のスマホが落ちて壊れてライトが消えて佐藤がパニックを起こしてしまったのか!」


鈴木「すごい超速理解!」


田中「佐藤落ち着け!」


佐藤「暗いよ狭いよ怖いよおおおお!」


田中「落ち着け佐藤!お前は面堂終太郎じゃないしトンネルだから超広い!」


佐藤「うわあああ…!うわわわわわああああああ!」


田中「あ、真っ暗だしトンネルの中だから声が反響して佐藤がどこにいるかわからない!」


鈴木「なんて的確な説明!」


佐藤「も、もうやだああああああ!」


田中「あ、佐藤!どこに行くんだ!本当にどこに行ったんだ!」


鈴木「あっちは…。」



【 間 】



佐藤「はあ!はあ!うわっとっとっ…へぶっ!痛たた…。うわ、まだ真っ暗だ、パニくって無我夢中で走っちゃった…。ここどこだよ…いま何時でいつ明るくなるんだよ…。俺今日誕生日なんだぞ!誕生日だぞ!?なんだよこのサプライズ!」


鈴木「ほんとになんて言葉をかければいいのか分からないくらい可哀想だね。」


佐藤「うわっつ!びゃあっ!ビビってないっよ!」


鈴木「嘘おっしゃい。」


佐藤「ビビらせないでよ…。」


鈴木「ここ。」


佐藤「え、何が?」


鈴木「私が死んだ場所。」


佐藤「え…ひゃあああああああああああ!?ビビってないよ!」


鈴木「はいはいビビる事はわかってたよ。近くにない?花。」


佐藤「ない、って聞かれてもこう真っ暗だったら探しようが……ん、これか?」


鈴木「そうそう!その花瓶に刺さってるやつ!」


佐藤「ああああ怖いな怖いな怖いなああああ。」


鈴木「花を捨てるだけでしょ!ほら早く!」


佐藤「うわあああああめちゃくちゃ元気に咲いてるもん!……え、咲いてる…?死んだのって数年前じゃ…。」


鈴木「ちっ…!」


田中「佐藤!」


佐藤「うわびっくりしたコラヤダァ田中!」


田中「佐藤!その花を花瓶から抜くなよ!」


鈴木「貴様っ…!」


佐藤「えっ、えっ。」


田中「黙っていてすまなかった。実は俺は霊媒師をしていて、このトンネルに悪霊が住み着いているのを勘付いた。しかし俺だけでは悪霊に警戒されて出会わない。そこでお前を囮として使わせてもらった。その花はそいつの力を封印する為のものだ!」


鈴木「貴様!猫を被ってたな!」


佐藤「え、いや。」


田中「花瓶から花を抜くと悪霊は完全に力を取り戻す!」


佐藤「あ、あの。」


田中「だから絶対に花を抜くんじゃねえぞ!」


佐藤「いや、その、さっきびっくりして抜いちゃった。」


田中「………うそじゃん。」


鈴木「はーっはっはっは!よくやってくれたな無能な人間め!これで私は自由だ!見よ!私の真の姿!」


田中「くっ!こんな事になってしまったのは予想外だが、一番の予想外は真っ暗で真の姿が見えないという事だ!」


佐藤「あわわわわわわわわわわわわわわわわ!」


鈴木「怯えるがいい恐れるがいい!では、霊媒師…厄介な貴様から殺してやろう…!」


田中「こい悪霊!佐藤!さっき抜いた花と花瓶を貸してくれ!もう一度こいつを封印する!」


鈴木「何!そうはさせるか!」


田中「佐藤早く!」


佐藤「いや真っ暗でわかんないよ!田中どこだよ!」


田中「予想外だ!くっ!このままでは悪霊に先を越されてしまう!」


鈴木「どこだ人間め!」


佐藤「お前も見えないのかよ!」


田中「佐藤なるべく!なるべく俺の声のする方向に来るんだ!」


佐藤「いやだからトンネルの中は声が反響するからわからないんだよ!」


田中「こ、こうなれば…!」


鈴木「どちらかが早く…!」


佐藤「……俺を見つけれるか?」


田中「どこだ!どこだ佐藤!」


鈴木「人間!どこだ人間!」


佐藤「泥仕合だ!」


田中「……仕方ない!佐藤!俺達の絆の歌だ!」


佐藤「え?」


田中「俺が歌う!お前は心の目と耳で俺の所に来い!」


鈴木「そんな事が出来たのかっ!」


佐藤「絆の歌って何!?」


鈴木「知らなかったのか!」


田中「(お好きな歌をお好きな所まで歌って下さい。)」


佐藤「……お前がそれ歌ってんの初めて聴いたんだけど!?」


鈴木「ふははははは馬鹿め!貴様が悠長に歌っている間に私は見つけたぞ!」


佐藤「そ、そんな!」


田中「しまった!なぜだ!」


佐藤「お前が歌ってたからだよ!」


鈴木「花もろとも死ねぇ!」


田中「佐藤!」


佐藤「うわああああああああ!」


鈴木「きぇい!」


田中「痛いっ!?」


佐藤「あ、俺じゃなかった。」


鈴木「何!?なぜだ!ちゃんと心の目と耳を頼りにしたのに!」


佐藤「頼ったからだよ!大丈夫か田中!」


田中「作戦とは違うが、願ったり叶ったりだ…!封印するのはやめだ!ここでお前を除霊する!」


鈴木「し、しまった!」


田中「逃げようとしても無駄だぜ!お前の魂、しっかり捕まえた!」


鈴木「やめろ!」


田中「(心が感じたままお好きに念仏を唱えて下さい。)」


佐藤「……それ効くの!?」


鈴木「ぎゃああああああああ!!」


佐藤「効いた!」


鈴木「世界征服したかった…。」


田中「…消滅した。」


佐藤「え、いま最後に言ったのが悪霊の目的?ダサっ。」


田中「佐藤、改めてすまなかった。俺はお前にどう詫びればいいかわからない。」


佐藤「もう……何がなんだかわからないからいいよ。結果的には助けてくれたから怒ってないし。」


田中「佐藤…。」


佐藤「でも、一つお願いがある。」


田中「俺に出来ることなら。」


佐藤「俺を早くこの何も見えない真っ暗なトンネルから出して。」


田中「それは出来ない。」


佐藤「なんでだよ!」


田中「俺も真っ暗で何も見えない!」


佐藤「てめふざけんなよ!」


田中「はっぴばーすでーとぅーゆー!」


佐藤「忘れてた俺今日誕生日じゃん!」


田中「はっぴばーすでーとぅーゆー!」


佐藤「いやてか歌って誤魔化すなよ!」


田中「はっぴばーすでーでぃあ佐藤ー!」


佐藤「なんなんだよこの誕生日!」


田中「はっぴばーすでーとぅーゆー!」



〜幕〜






ニコ生、ツイキャス等の配信でご使用する際は許可を取る必要はありません。ご自由にご使用ください。

投げ銭制度の配信(LisPon等)でご使用する場合も許可を取る必要は一切ございません。

番組名や説明欄にタイトルを書いて頂けるとありがたいです。これに関しては決して強制ではありません。(勝手に覗かせて頂き、勝手に嬉しがります。)

ですが動画や、舞台、CDなど形に残るものに使用する場合は一声お掛け下さい。(ないと思うけど。)

約束事はさほどございませんが、これからもしちさいの台本を末永くご愛好下さいませ。
宜しくお願い致します。



連絡用Twitter ID→【@7xi_festival】