刹那 | *Nanablog*(∩´ω`∩)

*Nanablog*(∩´ω`∩)

可愛いものが大好物(∩´ω`∩)わーい

私は
冷たい朝の空気を切り裂きながら
見慣れた街並を眺めていた。


この道…懐かしいな…

足が自然と「そっち」に向かう…



思い出される記憶



私は、一人では無かった。
隣には、君がいた。

繋いだ手は最初は冷たかったけど
握っていたら、私の体温で暖かくなった。

その人は、
私の事を  理解してくれていた。

私の事を
真っ直ぐに 見つめてくれていた。

ぎゅって手を握ると
私より小さい手がぎゅって握り返してきて…

そんな小さな事が
私の中では大きな幸せだった…。




今は、繋がれた手はもう無い。



私は  一人  になった。
そして、「独り」になってしまった。


隠していた私の弱い内面が否応なく現れてくる。



食い止めたい……。



何がなんでも食い止めて…

もう一度、ちゃんとやり直したい…。



それなのに…

私は、話すら聞いて貰えない。



もしかしたら
このよでいちばんきらわれてるんじゃない?


すれ違う人たちが
そう言って笑っている気がしてしまう。



わたしは…

どうしたらいいのかわからない

わたしはただひとりでがまんしてがまんしてがまんして
しぬまでがまんしてりゃそれでいいのか


すきだったじぶんをどんどんすてて
じしんもなくし  やがてじぶんがなにものだかわからないくらい
だれにもきづかれないような
かおのないにんげんになればいいのか




戻りたい…

「あの頃」に戻りたい…



叶わない事ばかり
考えてしまう…










大丈夫?




そう聞かれて、

私は

「大丈夫」とは

嘘でも言うことが出来なかった。












上記、落書きのようなものです。


気にしないでください。