昨日の日記の続きはまた次の日記でかきますね。
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まだ眠たい目をこすっていると
リビングの方から、コーヒーの良い匂いが漂ってくる。
そうだ、母が来ているんだ。
私が一番尊敬しているのは両親なのですが、
特に母親とは凄く仲が良くて
自分もいつかこんなに素敵な大人に
親になりたいなってずっと思っていました。
前の日記で、親から頂いたこの身体にメスをいれることは絶対に有り得ないって書いたのは
結局そういう尊敬の思いがあるから。
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技術は進歩して、出来ることの範囲や安全性は高まって
例えば男性が女性の様な体つきや顔立ちを手に入れることは容易になったと思うし
ハードルもだいぶ下がったのではないかと思う。
だけど、そういう下がったハードルに甘んじる事は無い。
現代人はあまりにも流され過ぎる。
良いか悪いかはその人の人生観だし私は感知しないけど、
本当に将来の事や周りの家族の事を含めて良く考えた結果なのか。
その点で疑問が生じるというのは
私は正直否めない。
MtFと言われる方達は心底「心と身体の性の不一致」に苦しんでいる(いた)と思うし
他人の事だから私には理解が出来なくても
そういう人が本当に存在している事だって不思議には思わないし差別的な感情も全くわいてこない。
本当に苦しいんだろうなって思う。
たけど、一体どこからが「MtF」なのかな?
男だけど女の子に憧れてて、今は技術もあるから身体を女性化しちゃおうって人(女装の行き過ぎ)はMtFなの?
男だけど男が好きで、そういう面から自分自身を女性化したいっていう人はMtFなの?
多分、全部ひとまとめにされてしまうよね。
私自身は、MtFって言うのは
最初に書いた「心と身体の性の不一致」を抱えている人達の事だって認識してる。
そもそも、この定義だって明確なものではないけど
要するに私が言いたいのは
今の時代、「MtFでない人も簡単にMtFになれてしまう」って事。
私みたいなノンケ女装しているような人間でさえそう思ってる。
いや、むしろこの世界を少し見てきたから言えることなのかもしれないけど…。
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母は、私が小さい頃から女の子に憧れていたことを多分だけど知っています。
私は、友達には結構そういう話をしていたかもしれないけど
母にだけは言えなかったなぁ…。
長男だったし、そういう面で責任感みたいなものを本当に小さい頃から(教わったわけではないのに)持っていたから。
今日、母が実家に帰ります。
この数日間訳あってうちの家に来てくれていたんだけど。
なんだか、ちょっと寂しいな…。
不思議だね。
私ももう良い大人なのに。
だけど私にとって母は
永遠の目標であり、尊敬の象徴であり
とても大切で、絶対に頭が上がらない人なんだ。
やっぱり私はこの人から産まれてきたんだって、凄く感じるの。
他の人にはない絶対的な安心感があるから。
私の人生の中で、母と、父と過ごせる時間ってあとどのくらいあるだろう。
忙しい毎日追われて、
女装みたいな趣味に溺れすぎないで、
決して見失わないようにしよう。
大切にしていこう。
ずっと守っていこう…。
私もまた、あなたの様な素敵な親になって
誰かに憧れられるような強くて優しい人にはなりたい。
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本当に個人的な訳わからん日記ですみません(;´д`)。