「今日さぁ、珍しい人から電話があったんやけど、誰からやと思う? 実はYちゃんからやねん」
この ”Yちゃん” という女性、嫁の友人なんだが、ちょっと一癖ある子だ。
「ほぉ、また珍しい奴から。 ほんで?」
「それがさぁ ・・・。 なんやと思う?」
「とうとう離婚でもしたか!」
>>> 本当に仲の良い連れ。
>>> そやけど、年1回の年賀状だけ交わしてるって奴いるやんか。
>>> そいつから、急に電話があったりすると、複雑な気持ちになったりするよなぁ。
>>> こうゆう時って、大半があまり良くない知らせであったりする事が多い。
Yちゃんとの出会い。それは、俺らの結婚式の二次会だった。
その時にはYちゃんも1年後には結婚を控え、フィアンセと一緒に来てくれた。
彼女のフィアンセK君は小柄で、とても優しそうな人であった。
内心、Yちゃんにはもったいないと誰もが思っていたのは事実である。
その後、予定通り(?)彼女もK君と結婚にこぎつけ、我家からさほど遠くない場所にある社員寮で新婚生活をスタートさせる事となった。
こうして、お互い夫婦同士の付き合いが始まるのだが、交流を深めるごとにYちゃんの本性を垣間見る事になっていく。
【第一章】
Yちゃんも悪い子ではないのだが、何せ自己主張が強い。
そして、K君にいたっても決して言いなりではないのだが、結局押し切られる形になってしまう。
ある意味可哀想なのでもある。
Y :「この辺に安いスーパーってある?」
嫁:「あるよ。そこの道入ったとこのスーパー激安やわ」
Y :「そうかぁ~。 でも、そこやったらうちの家から遠いなぁ」
俺:(えっ 歩いて15分もかからへんやんけ・・・)
Y :「ねぇ! 自転車買ってぇ」
K :「そこぐらいやったら、歩いてもすぐやん」
俺:(あららぁ 言っちゃった・・・)
Y :「なに言うてんのよ! 買い物して帰ったら荷物も重たいねんで!!」
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∂ ∂ ヽ
(o ノ
「広告見て、安い店はしごすんのって大変なんよ。自転車ぐらい。」
嫁:「・・・。」
俺:(その割にはえらいうちよりエンゲル係数高いやん・・・
がんばれK君! それっ もう一踏ん張り。)
K :「自転車買ったらもう少し食費抑えられる?」
Y :「今でもそんなに高くないやん! なんか不満なん?」
K :「いやっ... じゃぁ 自転車買おうか?」
俺:(もう諦めるのかョ... _| ̄|○ )