銅像日記No.85 青森県の銅像(青森市)セクシー度ナンバー1? | 銅像のススメ~めざせ次世代観光カルチャー~

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観光名所は二の次、「銅像」主体の紀行をテーマにしたブログです。
男の観光カルチャーであった「歴史見聞」「鉄道」も今や 「歴女」「鉄子」が出現するブームになっております。
ならば、銅像好きの女性「銅女(ドウジョ)」が生まれるようなブームを作り出しましょう

改めまして、私の銅像の定義としては、女性の裸体像(いわゆる「ヌー像」)に代表されるパブリックアートは興味の対象外です。
 固有名詞がある歴史上の人物や著名人(ハチ公など動物も含む)やアニメのキャラクター。そして神話の
登場人物の銅像が対象となります。

その前提で今回、青森市の中心にある憩いの公園で今まで出会った中で一番セクシーな銅像に巡り会いました!!
 横からのセクシーポーズ!!(いきなり変態チックですみませんあせる


天宇受売命(アメノウズメ)
設置場所:青森県青森市 平和公園
建立年:昭和48年

日本神話の「天の岩屋」で 天照大神が岩戸に隠れてしまわれ、神々が困り果て会議の末に
様々な儀式を行うことになった。
その時に衣装を振り乱し踊りを踊ったあの女神です。

この像の原画は棟方志功氏、銅像制作は古藤正雄氏。どちらも青森出身の芸術家です。
平和公園の近くには棟方志功記念館もあり、ゆかりの地でもあります。


日本書記にはこのように記述されている
「槽伏(うけふ)せて踏み轟こし、神懸かりして胸乳かきいで裳緒(もひも)を陰(ほと=女陰)に押し垂れき。」
とにかく激しくエロティックな踊りをしていたようです!!
その様子に八百万の神が大笑いし、天照大神が気になって岩戸から出てきたという逸話です。

銅像の正面には、噴水と色彩豊かな花壇があります。

銅像の後方にある広場には、 平和を象徴するモニュメントがあります。
第二次世界大戦時に青森も米軍による大空襲を受け、市民がこの場所に避難してきたとのこと。
※ここは旧国鉄の東北線:浦町駅の跡地です。


平和のモニュメント側からもう一度 天宇受売命像を眺めてみましょう。
ん?なんだか滑稽なポーズにも見えます。

そして 最後に正面から全身のお姿を・・・・。

なんだか 「シェー」のポーズをしているようにも見えてきます!!
地元でも「シェー」の銅像と呼ばれて親しまれているそうな・・・・・。


撮影日:2014/9/19