終わった。


 いや長かった、細かい問題を解決するのに労力を費やしました


 別にそのまま乗れたのですが気になったら止まらない。乗り心地というよりこの症状が出る原因が知りたいと言うのが大きかった

 

仮説を立て対策し結果を検証 

途中機能が増えてまた問題発生そして仮説検証の繰り返し

 

気が狂いそう でも解決したときのあの感覚がたまらんのだ

 結果が知りたくて雨でも寒くても暑くても乗り続けた


 最後は高回転の高速領域、とても危ない、でも完成させたい気持ちが勝ってしまった。


 これでバイクに乗らなくて良くなった

 やっとクーラーの効いた車で通勤できる。







11000rpmで容積効率100%達成しました

 通常 市販車は80%くらいです 

 ヨシムラステージ1カムシャフト 
マジー4-2-1、エキパイ38テール57排気デバイス54 
ピストンノーマル 

 ハイカムで上は回ろうとするが中低速寄りのマフラーに最後に少し絞られた排気デバイス
 マフラーを太くすればもっと上がる潜在能力有ります 

 それと通常馬力ピークを過ぎたら効率落ちますがラムエアーが機能していてピストンスピード限界までパワーが上がり続けます
 排気で押さえられているからレットゾーンまでパワーが落ちないのも有りますね 

 インジェクションにするとノーマルカムだと低回転で力が出過ぎて扱いにくかったのでバランス的にには良くなりました。

 最近スピード出すの怖いよ






今日はこの不動車のスクーターを復活させます

ブレーキ固着、バッテリー上がり、キック始動不能リアブレーキ調整限界

とりあえずフロントブレーキの固着がしんどいです。




自分が使っているインジェクターの正しい設定が有りました、容積効率制御にはとても重要な設定。
今まで固定燃圧を採用していました、理由は特定の回転とアクセル開度でマニホールド圧力が暴れて燃圧変動を起こしていたからです
しかしセッティングを進めている内に各インジェクターの突出量のバラつきで不安定な状態だと突き止め燃焼温度を測定しバランスと取ったら綺麗に回るようになり燃圧レギュレーターを本来のマニホールド連動としました
データには燃圧と電圧に対する3Dデットタイムデータ

燃圧に対する2Dデットタイムデータ

ラム圧ボックスに繋げていたレギュレーターを本来のマニホールドに接続

本来の容積効率制御の基本設定に出来て細かい不具合が全て解決しました。

当社でお買い上げのユーザーにはアドバイスしていますのでご安心を。