ひとりひとり

重さの違うゆめをもって

ここにきて、頂上を目指す

ゆっくりゆっくり

けどたしかにのぼっていく


目指すのは1番上にある

あの景色

見た者しか知らない

わかり得ないもの

いつからか

夢が叶うなんてうたわれて

目が眩んだ者達が

長蛇の列をなしている



けど僕ら

のぼる意味を

のぼる重みを

それぞれにもっているせいで

傷付けて 傷付いて

その痛みで前を向けず

まだいいやって

もう1度

もう何度

繰り返しまわっている

降りたくなったら

降りればいいさ



いつでも歓迎してくれる

ヤサシイ

みんなが迎えてくれるからね