まずはとても嬉しいご報告です。
12/5に発売されました月刊天文ガイド2023 1月号の特別付録である天文カレンダーに、写真を採用して頂きました。
しかも6ヶ月分 + 裏表紙と、合計7枚も。
何とも有難いことです。
常に撮影後、SNSにUPすることが目的では無く、プリントとして仕上げることを目標にしているので、その延長線上で印刷物になるというのは、本当に嬉しいことです。
で、今回の撮影記ですが、月齢23.8という星景撮影には自分の中ではほぼベストの明るさの週末ということで、事前にいくつか構想を練っていました。
ところが、事前のGPV予報がどんどん悪化して、各地で雪が降るという結果に、スタッドレスに履き替えていなかったこともあり、ギリギリまで見極めて当初の予定とは違う『志摩』への撮影行としました。
志摩の横山展望台です。
前景として広がるのはリアス式海岸の英虞湾です…、がよくわからないですね。💦
本来なら、和歌山の海岸で南中過ぎのカノープスを撮影したかったのですが、志摩への到着には時間を要したので、残念ながらリアス式海岸上のカノープスには間に合いませんでした。
更にはこの日、ソフトフィルターを#1から#2に交換して行ったのもここの前景にはミスマッチでした。
横山展望台へのスロープより。
このスロープが曲者で、この日はツルツルに凍っていて、非常に危険でした。
なので帰りはスロープを使わず、階段(石段)の方を通りました。
ここは展望台へ向かう途中に見つけた光景です。
刈り取り済みの田んぼの脇に、ちょっと印象的な樹が。
帰りに寄って撮影しました。
撮影前は気づかなかったのですが、真上に高圧電線が…。
まあこれはこれで、人の営みの証なので良いかな、と。
個人的には常に、あるがままを写したいので、消す事もしません。
今回はイレギュラーな形での撮影になりましたが、しっかり晴れてくれていただけでも良しとしたいと思います。