鏡に映る自分の姿と、

他人が見る自分の姿は

ちがう。

 

 

編集者、とうの あつこ です。

 

タイトルに①と書いたから、②もあるよねということで、

「本を書くために編集者は必要か?①」


↑こちらのシリーズです。

 

 

たとえば、

さあ、今日はデートというとき、

お気に入りの服に着替えたら、

鏡に姿を映してチェックしますよね?

 

よし、イイ感じ♪

って思っても、念のため、

家族の誰かを捕まえて、

「ね、ね、この格好変じゃない?」

と、チェックバックをお願いしませんか?

 

家族は、

背中から、足元、髪型、など

あなた自身が見えない部分や、

全体の印象を伝えてくれます。

 

かわいい、とか、

カッコイイ、とか、

シュッとしてる、

あるいは
その帽子、変とか、
スカートは無地がイイとか、
靴はこれ、とか

 

自分で自分の姿を見たときには

気づかなかった言葉を聞くはずです。

 

 

これと同じ立ち位置が、編集者視点。

 

鏡以上の役割を果たします。

鏡は自己判断だけど

編集者は、客観的視点から、

あなたにとって、

ベストな提案をお伝えできます。

 

なにより、

編集者と相談しながら、

文章を作るということは、

著者の方が、

編集者を通じて、

自分との対話を進めているのです。

 

それは、鏡だけでは難しいこともありますよね。

 

書籍作りを通じて、

あるいは、インタビューを通じて、

散らばっていた自分のかけらを

集める作業にもなります。

 

よくうかがうのは、

・自分の考えをまとめることができる、

・クライアントに向けての発信内容を

 厳選できる。

など、その後の活動にも生きてくる

というご意見です。

 

編集の作業で一番多いのが、

余分な言葉やセンテンスをげずること。

 

同じ言葉や内容の繰り返し、

テーマから外れた語り、

そうしたものをさっくり捨てるのは、

案外自分では難しいものです。

 

けれど

捨てることでテーマがより明確になり、

シンプルになることで読みやすくなる。
 

書籍を一人で作ることは可能でしょうが、

読者のことを考えるなら、

やはりプロの第三者視点を入れるほうが

クオリティをあげるには最適です。

 

第三者視点には、
・著者の方

・読者

・出版社

・時流

というさまざまな視点があります。
 

この客観性を著者たった一人で持つのは

ハードルが高い。
 

2~3万文字の電子書籍にせよ

8~10万文字の紙の書籍にせよ、

「どうしても伝えたい」という熱意を形にするなら、

それなりの準備は必要だと考えておきましょう。

 

とはいうものの、

どこから始めたらいいのかわからない、

何を聞けばいいのかも、わからない。
伝えたいことのまとめ方がわからない、


それでも

 

本を出版したい、

文章がうまくなりたい、

という方、

 

まずはお悩みをお聞かせください。

ご相談うけたまわります♪