放射線内部被ばく健康障害のチェリノブイリ子供たちの治療 | 治療院で成功する方法

治療院で成功する方法

評判の治療師になる方法、繁盛治療院として成功する方法を教えます!!

昨年11月22日から10日間、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」(代表小若順一)主催の「チェルノブイリ子供の痛みをなくするプロジェクト」に招待され、チェルノブイリ原発の見学、子供たちの治療、父兄に家庭療法講習会(セミナー)、現地のボランティア団体との交流、キエフバレエのバレリーナの治療など行ってきました。一昨年3月に私の代理として古田会員を派遣して治療に大きな成果を上げました。今回の私の目的は、四肢麻痺のワジム君、ミーシャ君の体の状態を確認して更に良くするように治療すること、低線量被曝の愁訴(頭痛、足痛など)を持つ子供たちの体の状態と循環療法の治療効果の確認、父兄に治療法を指導することでした。そして、この体験をもとに福島の健康障害に対応することです。

内部被ばく健康障害の子供たちの治療
11月23日(月)朝、ホテルで四肢麻痺のミーシャ君のお腹を診た。やはり予想通り臍部硬結があった。これは瘀(お)血(けつ)の腹症(注)。ワジム君も同じだった。
24日(火)モジャリ村学校を訪問し、最初に手の甲が痛いと訴える女性職員を治療して良くした。次に、両下腿部後面(ふくらはぎ)が痛い肥満気味の女の子の治療を頼まれ、すぐに痛みを取った。 セミナーでは体験治療をし、セミナー終了後も2人を治療し良くした。
25日(水)ナロジチの学校を訪問し、頭痛の男の子、ひざ痛の女の子、心臓病の歩けない男の子の治療をして良くした。

26日(木)ピッシャニッツア村学校を訪問し、ひざ痛の女の子と男の子、頭痛の上級生の女の子を治療し良くした。
28日(土)ホテルの部屋でミーシャ君とワジム君の治療をしながら現地のマッサージ師にやり方を指導した。ウクライナのマッサージのやり方は日本のマッサージとほぼ同じである。休憩時間に通訳のバレンチーナさんが腹痛を訴えておられたので治療して治した。また、ツアー参加の日本人からも治療を頼まれて施術し、自己治療を教えた。










 滞在中、ワジム君の治療は朝と晩2回、計9回施術した。(治療延べ人数約37人) 治療すべてに効果を上げ、その場で良くした。
今回施術した対象者は、セミナーで運動器系に愁訴を持つ中高年の方たち、小学校の生徒たち四肢麻痺を持つ子供など延べ30人以上のウクライナの人たちを治療した。その結果、放射線被曝が原因であっても、「悪いところにはシコリがあり、血液循環療法が有効で、効果があった」ということだ。 福島で起こっている健康障害も「血液循環療法で対処」できることが実証できた。また、ウクライナの女性の中には日本人と同じ瘀血体質の人がいるということも解った。ウクライナの人たちは高カロリー・高脂肪食で肥満体が多く(特に中年以降)、運動器系では腰痛・ひざ痛、生活習慣病では心臓病やがんが多いという印象だった。
(注)瘀血の腹症 
瘀血は漢方理論で末梢の血液循環が悪く、様々な愁訴が現れる病理概念。臍下部に圧痛性の硬結が現

血液循環療法協会HP