テレビで乳児細菌性髄膜炎というのをやっていた
心配になり調べてみた
こりゃ大変だ・・・
これからどうするべきか検討しよう
乳児細菌性髄膜炎に有効
Hib・肺炎球菌ワクチン
Q‥患者はどのくらいいるのですか?
A‥インフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)は、冬に流行するインフルエンザウイルスとはまったく別の病原体でこちらは細菌です。なかでもb型(ヒブ)は病原性が高く、小児の細菌性髄膜炎の約六割がこの菌によって起きています。日本では、推定で少なくとも毎年、五歳未満の人口一〇万人当たり八~九人がかかっています。年間に推計約一〇〇〇人です。ヒブが起こす細菌性髄膜炎は予後が悪く、五%が死亡し、二五%に聴覚障害やてんかんなどの後遺症が生じます。さらに最近、薬剤耐性化したヒブが出現し、難治化が指摘されています。
Q‥ヒブワクチンの効果は?
A‥効果は実証されており、一九九八年にヒブワクチンを導入したデンマークでは、それまで数十人いた髄膜炎患者が年間〇~一人程度に激減しました。
世界保健機関(WHO)が、一九九八年に定期予防接種を推奨し、各国で導入が広がりました(注)。現在、開発途上国を含めた世界の一〇〇カ国以上で使われています。導入した国では、Hib感染症は稀になっています。日本では承認が遅れ、親の会や日本小児科学会が早期承認を求めてきました。
Q‥ヒブワクチン接種の費用は?
A‥一月に製造承認されましたが、当面は「任意接種」になるでしょう。費用は、通常は四回接種で三万円程度と考えられます。負担が重いので、誰もが受けられるようにするには、公費で行う「定期予防接種」に組み込むことが求められます。当面何らかの費用負担軽減が必要です。ヒブワクチンでかなり確実に予防できるので、早急な対策にむけ運動していきましょう。
Q‥肺炎球菌ワクチンについては?
A‥肺炎球菌もヒブと同様に、乳幼児に重症感染症を起こします。肺炎球菌による髄膜炎では、死亡率が約一〇%にもなっています。従来の23価肺炎球菌ワクチンよりも効果のすぐれた7価肺炎球菌ワクチンができ、米国では実用化されています。日本では治験中です。このワクチンの早期承認・導入も実現させることが必要です。
細菌性髄膜炎のうち三割は肺炎球菌によるものですから、二つのワクチンで細菌性髄膜炎の大部分が予防できます。細菌性髄膜炎から子どもたちを守るために、これらのワクチンが公費負担で、定期予防接種できるよう、今後も署名や要請行動をすすめたいと考えています。署名用紙は下記URLからダウンロードできます。詳しくはリーフレットで。
全日本民医連HPより