生まれたての愛娘の手に自分の指を差し伸べると、ぎゅ~っと力強く握った。俺がパパだよ、出来るだけのことをするから幸せになれよなどなど、いろんな感情がうまれ、すごく嬉しく、なんとも言えないかわいさが生まれた。こんな気持ちを忘れないようにしないとな~。

妻は、愛娘2ヶ月がたった今でも、ぎゅ~っと握りしめ、必死にしがみつく愛娘を見るたびに、しっかり守ってあげるからねと言い続けている。妻自身もおとうさんを知らない、片親で育ったからなおさらだ。

あかちゃんの握る手の力は、生まれたてでも凄い力だった。大人が指を開かせるのが大変なくらい力が強い。

とある一家のおばあちゃんがパパになった時に言った言葉がある。

「生まれたばかりのあかちゃんは、ぎゅーっと手を握りしめるのは、なんでだかわかるか?生まれたばかりの赤ちゃんなのに凄い力で、全身の力を振り絞って、脇をしっかり堅め、ぎゅーっと手を握りしめ、精一杯泣く。

それは、赤ちゃんが夢をぎゅ~っと握りしめているんだよ。幸せになることを必死につかもうと、ぎゅ~っと握りしめているんだよ。それが人の生命力となるだよ。」

あかちゃんのあの必死に握りしめる手を見ると、本当にそうなんじゃないかって思った。

そうであって欲しい。