さて、最近はまた仮想通貨盛り上がってきましたね〜(^_^;)

 

Nicehashの最新アップデートで新アルゴリズムへの対応もありましたし、

いくつか以前の記事と比べて設定手順で追加になる部分があったので

またまとめようと思います(*^o^*)

 

大きく変わる点は、手順12でデュアルマイニングのアルゴリズム無効化を追加しています。

その他、細かい点の修正もあるので、今後はこちらを参考にして下さい。

 

まずは構築環境を記載します。

 

 マザーボード:Biostar TB250-BTC/TB-250-BTC+/TB250-BTC PRO

 CPU:Celeron G3900/G3930/Pentium G4560

 メモリ:4GB CFD/Crucialがオススメです。 ※シリコンパワーは不良品多すぎでNG

 SSD:M.2のWesternDigital 120GB ※BTCはM.2。BTC+やPROはM.2が無いのでSATAタイプ。SATAはドスパラでしか買えないPalit UVS10AT-SSD120が低価格でオススメです。

 CPUファン:CoolerMaster 風神スリム ※CPU付属はうるさいので変えてます。保守性と静音性を考えると背が低くファン直径が12cm以上ものをオススメします。小さいファンは高音がひどくなるので×

 DVDドライブ:ASUS SDRW-08D2S-U LITE ※1個買って使いまわいしやすいようにUSBタイプ

 電源:Corsair 1000W/1200WThermaltake TOUGHPOWER DIGITAL iRGB PLUS 1200W -PLATINUM-

 ライザーケーブル:N.ORANIE USB 3.0 PCI-E Express PCI-E 1X to 16X ※補助電源4pinの位置的に今はこれしか使っていません。SATAの変換ケーブルは危険なので使わないこと。※参考

 

1.BIOSアップデート

 Biostarの公式HPから最新のBIOSイメージをダウンロードしましょう。

 USBメモリに格納してBIOS画面から「F12」を押すとBIOS Flasherの画面に切り替わりますのでそこからアップデートします。BTC/BTC+/BTC PROでBIOSが異なるので、それぞれのページからダウンロードして下さい。

 最新版は使いやすくUI等も変わっていますし、バグが出にくくなっています。

 面倒だと思わずに絶対行いましょう。マイニング必須の設定も最初からされています。

 初期BIOSはマイニングに必要な必須の設定がされていないんですよね(^_^;)

 リグが安定しないと困っている方はこれが原因かもしれません。

 

2.BIOS設定

 最新のBIOSのだと設定項目が結構変わってますね(;^_^A

 MiningModeやPrimary Displayの設定などは既にされていますので変える項目は3つだけです。

 

 a.PCIEの帯域速度をGen2で固定

 [Chipset]

     [PCH-IO Configuration]

       [PCI Express Configuration]

          PFX1_1→[Auto]から[Gen2]

          PFX1_2→[Auto]から[Gen2]

          PFX1_3→[Auto]から[Gen2]

          PFX1_4→[Auto]から[Gen2]

          PFX1_5→[Auto]から[Gen2]

 [Chipset]

     [System Agent (SA) Configration]

       [PEX16_1]→[Auto]から[Gen2]

 

 b.MAX TOLUDを3.5GBに変更する

 [Chipset]

     [System Agent (SA) Configration]

       [MAX TOLUD]→[Auto]から[3.5 GB]

 

   c.VIDEOをUEFIモードに変更する

 [BOOT]

     [CMS Support]→[Disable]から[Enabled]

     [Video]→[Legacy]から[UEFI]

   [CMS Support]→[Enable]から[Disable]へ戻します

 

3.Windows10 Proインストール

 MicrosoftのページからISOをダウンロードできるので、インストールメディアを作成しておきます。

 DVDDecrypter等でディスクに焼いておきましょう。

 インストール時のエディション選択はWindows10 Proを選択します。

 ※インストール時点でLANケーブルを接続しておくと、インストール途中でWindowsUpdateが適用されます。

 

4.マザーのドライバ類をインストール

 マザーボードに付属していたDVDでインストールします。

 Biostarの公式HPからもダウンロードできます。

 

5.Windowsの初期設定 ※b以降の項目は1つでも忘れるとNG

 a.デスクトップアイコンの表示、拡張子表示、隠しファイル表示

 b.仮想メモリの設定(48GB=49152MBを設定してます)

 c.電源設定でPCIeの省電力設定をオフ

 d.同じく電源設定でスリープもオフにします。

 e.WindowsUpdate無効化(レジストリから変更します)

  [名前を指定して実行]→「gpedit.msc」を入力

  [管理用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]→[WindowsUpdate]を選択

  右側ペインから「自動更新を構成する」をダブルクリックします。

  [有効]→[無効]に変更してOKです。

  詳しくは他サイトなどを参考にして下さい(^_^;)

 

6.GPU認識(1個目)

 絶対に1個ずつ認識させて下さい。全部のGPUを接続すると固まります。

 Windows10は標準でドライバがインストールされます。

 結構時間がかかるので、タスクマネージャーでインストールパッケージの動作が終わるまで待ちましょう。

 自動でインストールが始まらない場合は、デバイスマネージャからドライバの更新を行いましょう。

 

7.Nvidiaドライバインストール

 自動インストールされるWindowsのドライバは古いので、Nvidiaの最新ドライバをインストールします。

 ここからダウンロードして下さい。バージョン397.31で動作確認取れました(*^o^*)

 

8.GPU認識(2個目以降)

 2個目以降も1個ずつ認識させていきます。

 

9.Afterburnerインストール&設定

 MSIの公式HPよりダウンロードします。バージョン4.4.2を使用しています。

 各GPUに合わせてメモリクロックとPowerLimitを設定します。

 こちらの記事でも設定値を公開しているので参考にして下さい。

 

10.Nicehashインストール&設定

 Nicehashの公式HPより最新版をダウンロードします。

 ※使用できるアルゴリズムが変わっているので、絶対に最新バージョン2.0.2.2を使用して下さい。

  古いバージョンだと現在では使えないアルゴリズムがあったりするので採掘効率が下がります。

 インストールしたらウォレットとワーカー名を設定します。

 

11.WindowsDefenderの例外設定

 a.Nicehashのインストールフォルダを指定します。

  デフォルトは下記。※隠しファイルの表示設定をしてないと見えません

  [C:¥User¥ユーザ名¥AppData¥Roaming¥Nicehash Miner2]

 

 b.他のマイナーソフト(Claymore等)も使用する場合はそのフォルダも指定します

 

12.Nicehashのデュアルマイニングのアルゴリズムを無効化する

 ベンチマークを動作させる前に、Nicehashの掘効率の悪いデュアルマイニングのアルゴリズムを無効化します。

 詳細な手順は別記事にてまとめています。 ※ここが前回と比べて大きく変わっています

 

全部設定し終わったらベンチーマークを終わらせて、マイニング開始です(*^▽^*)

 

★使用APまとめ

 OS:Windows10 Pro

 Nvidiaドライバ:397.31

 Afterburner:4.4.2

 Nicehash:2.0.2.2