イーサリアムマイニングの際は以前に比較を行ったのですが、

Nicehashではきちんとやっていませんでしたので、

改めて計算しようと思います(^_^;)

 

 参考:【2017年10月版】イーサリアムマイニングに最も適したグラフィックボード①

    【2017年10月版】イーサリアムマイニングに最も適したグラフィックボード②

 

仮想通貨の相場は目まぐるしく変わるので購入の際は計算して、

その時一番良いGPUを選ばなければなりません。

 

これからマイニングを始める方やGPU購入を検討されている方は参考にして見てください(*^o^*)

 

Nicehashマイニングで最も適した(=一番回収率の良い)GPUを検討する上では、

以下の4点が重要になってきます。

 

 ①GPUの価格

 ②GPUの採掘量(採掘難度が変化する)

 ③消費電力(電気代) ※日本では大体25〜7円/kwh

 ④BTCの価格

 

計算する上での前提事項は以下のように設定します。

 

①GPUの価格は、安ければ安いほど回収するのが早くなります。

 2018/2/8時点での価格.comのページを参考にします。

 各GPU、一番上位の物の最安値を設定します。

 ※Amazonは値段が古いまま商品在庫なしとなっているため除外しました


②、③はNicehashProfitabilityで2018/2/8時点の値を設定します。

電気代の計算については、日本で一般的に定められている価格 27円/kwhを用いて計算します。

 

④BTC価格は値動きが激しすぎて、厳密にやっても仕方ないですね(^_^;)

 2018/2/8時点で90万円前後なので、1BTC=900,000円で計算します。

 

また、MSI Afterburnerを使用することで、調整される値は下記の通りです。

実測に近い値を設定しています。

PowerLimitに関しては上位モデルになる程、ハッシューレートが

急激に落ちるラインが高くなっていますので注意して下さい。

 

 

上記の設定をまとめた表が以下となります。

 

ここから円建てで収益を計算していきます。

 

こうしてみると、勿論上位モデルの方が日あたりの利益額は大きくなりますが、

回収率となると低いモデルの方が優秀です。

回収後の利益を考えると1060(6GB)/1070あたりに落ち着きそうです(^_^;)

現在GPUはとんでもない価格でも飛ぶように売れており、

相場があって無いような状態ですので、もしこれよりも安く買えるのであれば、

1080も買って良いかもしれません。

 

ちなみにETHの時と同じく、GPU価格に対する採掘量だけ比較するとこのようになります。

 

 

価格に対するコストパフォーマンスでは1060(6GB)が一番高くなっています。次に僅差で1070です。

 

 

単位あたりの消費電力(1W)に対しての採掘量だけ比べてみます。

 

電力効率的には意外にも1060が落ち込みました(^_^;)

上位モデルの1070、1080は良い結果が出ていますね(*^o^*)

 

結果をまとめると、

1060(6GB)は価格に対する電力効率が悪いものの

コストパフォーマンスが良く、マイニング用GPUとして検討対象。

1070はコスパ、消費電力共に優秀でマイニングとしては最適。

1080は消費電力が良いものの価格が圧倒的に高くコストパフォーマンが悪く、

まだマイニング用としては検討対象に入らない。

 

という結果になりました(^_^;)

 

通りで秋葉原から1070が特になくなるわけですね(・・;)

 

1050Tiに関しては1個も購入していないのでノーコメントで笑