コップに氷を入れる

カランって音が鳴る

冷たいコーヒーを注ぎ

コクっと喉を鳴らし飲む

テーブルクロスの上にグラスを置き

表面の水滴を 指で 拭う

段々と 薄くなるアイスコーヒー

不味くなったそれを

じっと眺め 

なんとも言えない 気持ちを

押し殺す

ひとこと言えばいいのに

ここにいるよ

早く見つけてって

そう 自分に言ってみた

飲み干すまで

飲み干してからも

誰も来てくれなかった

夏が 終わりを告げたと感じた

そんな涼しい ある日の感情