今日初めて子どもを叱った。
「叱る」って、話に聞いてたよりずっと辛い、ずっと重い。
こんなに苦しいことを、今までお世話になった先生たちにはさせてきたわけか。
いまさら遅いけど、ごめんなさいって気持ちになった。
思えば、小学校での実習は、1年生が危ないおふざけをするようなことってなかったから、注意はしても、叱ることがなかったんだよな。
だからここへ来て、衝撃を受けた。
帰りがけに「先生ごめん」って言われたとき、謝られたというより、励まされたに近い感覚を覚えた。
叱った内容が子どもの中で引っかかって、勇気を出して謝ってくれたんだと思う。
叱ることの重圧に押しつぶされそうになってるところへ、「気にすんなよ」って言ってもらえたような感じがした。
うまく言葉にできないや。
きっと、この感覚は、忘れちゃいけないな。
叱ることに慣れたら、ただ作業をこなすかのごとく叱り続けてしまいそうだから。
昔親とか、先生たちからよく言われた言葉を思い出した。
「叱りたくて叱ってるわけじゃない」
何度も聞いてたのに、今になってその意味がわかった気がする。
毎度毎度、いろんな気づきのある実習だなぁと、つくづく思いますわ。
あと7日、もっとたくさん吸収していかなくちゃ。
おやすみなさい。