こんばんは naomyです。
気紛れブログを訪ねてくださり
ありがとうございますハートのバルーン




一昨日、成田山新勝寺の写経大会に
初めて参加してまいりました。
こちらは平和の大塔での写経会ではなく
光輪閣にて春と秋に行われるお写経です。
私のいつものスタイルは自宅で筆ペンなので
心落ち着けて、と言うより
楽しみでわくわくしておりましたニコニコ




大本堂にてご挨拶をしまして光輪閣へ。

総門を入って左手にあり、ここは何だろ?と

いつも思っていた場所です。






受け付けを済ませ4階へ。

すでに着席されている方が多数。

圧倒されてキョドッていたのかな〜笑。

初めてですか?と僧侶の方に声をかけられ

導かれるままに納経帳を授かりました。






そして着席。

般若心経が薄く書かれたお写経用紙、
毛筆と墨が注がれた小さな硯、
煌びやかなかまぼこ型の文鎮。
皆さんとても静かに時を待たれていて
シャッター音など滅相もない。。。
と、写真は遠慮いたしました。




机上には写経お作法の冊子があり
目を通して、ふむふむふむ。
まず、塗香で清めると書かれてありましたが
諸事情により省略されていました。
塗香持参すれば良かったです
ちなみにこのお作法の冊子は
持ち帰りはできませんでした。




いよいよ始まり、冊子のお作法をお手本に
お唱えしたり合掌したり膝を曲げたり。
途中、僧侶の方が私の側で囁くびっくり
「気持ちが悪いから手は逆にして」と。
それは、金剛合掌お願い
右手の親指を一番上に、
そこから左右交互に指を組む合掌です。
確かに、冊子の合掌の図と私の指は逆。
普段の組む癖のまま合掌してしまいました。
帰宅後、調べましたら
右手は仏の世界、左手は俗世界を表すため
右手が上になるのだそうです。
「気持ちが悪いから」と表現され
一瞬、えっ?と思いましたが納得です。
あの場ですぐに教えていただけたこと
とてもありがたいです。感謝します。
ん?知らなかったのは私だけでしょうか?
お恥ずかしいアセアセ
そして、この金剛合掌は
仏様と私たちのかたい結びつきで
この結びつきにより少しでも仏の世界に
近付けるよう、悟りを開けるよう、
そんな深い意味もあるようです。




毛筆でのお写経は初めてでして
書き始めは墨の含ませ方に四苦八苦
なので、雑念だらけでしたガーン
書き進めるうちにコツをつかみ
やっと集中できるようになりました
遠目で見ると綺麗に書けています。笑
もちろん、お写経は
上手い下手ではないことは承知しています。
が、終わって周りを見渡すと
まだ途中の方のお写経の素晴らしいことキラキラ
善きものを見せていただきました。




終わった方からお写経を納めまして
祈念し静かに自席で待ちます。
お導師様が入られてお唱えくださり
写経大会の一連の流れ
(これを法楽というのでしょうか?)
が無事終わりました。




このあと別室に移動し坊入り
精進料理をいただきました。



中央の楕円のものが名物の大浦ごぼうです。

収穫は6年に一度で

5年間は土を寝かせるそうです。

それだけ土に栄養が必要ということで

大浦ごぼうはとても滋養があるそうです。

普通のごぼうより繊維は少なめかな。

甘めの甘辛煮でした。

新勝寺界隈のどこかの鰻屋さんの店先で

この大浦ごぼうの存在を知り

以前から食してみたいと思っていたので

念願叶い満足ですニコニコ





また食前には「食事の言葉」なるものを

皆さんとお唱えしました。



一つには、四つには、

このふたつは普段から出来ていますが

他はなかなかどうして

食事と結びつくのか難しや〜爆笑アセアセ





最後に。

実はこの写経大会で

いきなり涙がこぼれることがありまして。

納経のタイミングは皆それぞれでして

あるお爺ちゃまの様子を見ていて。

ポタポタと大粒の涙が。。。

これを見るために参加したのかなー?

と、備忘録のように置いておきます。





最後までお読みくださり

ありがとうございます

ではまたね。naomyでしたハートのバルーン