宿儺と真人(呪術廻戦【最終回】271話感想③) | かきのブログ

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だいぶ経ったけど、まだ最終話の感想。

 

最終話では宿儺も出てきて。

というか、真人がもういつぶりかで出てきたことにびっくり!

 

懐かしい。

 

呪術の中ですごい嫌いなキャラってあんまいないけど、真人はだいぶ嫌いだったし何より怖かった。

怖さで言ったら宿儺より怖かった。

 

真人と出会った呪術師は、あ、死んじゃうかも・・!って恐怖が。

 

だって悠仁くんや悟くん以外どうやって戦うの??

真人って、普通にめっちゃ強いよね。

 

最後までこの呪霊だけは好きになれないけど、でも仲間の特級呪霊には優しいとこもあった。

 

懐かしすぎる交流戦後のシーン。

花御が悟くんの茈でボロボロになった時、この重面春太(あ、コイツもだいぶ嫌いだわ)が殺そうと?してきて。

真人が止めに入る。

その後も花御には優しくて。

ここかなり印象的だった。

真人でも、仲間には優しいんだなぁって。

 

漏瑚がこれまた悟くんにボコボコにされてた時花御も助けに入ってたし、特級呪霊同士は結構みんな相手のことそれなりに大事に思ってるよね。

 

とにかく、その真人が宿儺を待ってた。

「オマエが先に来るとは」って、悠仁くんより先にってこと?

真人的には宿儺が勝つと思ってたってことかな??

 

宿儺の過去は結局語られなかったけど、この真人の、

「異形の忌み子として生まれた自分を蔑み虐げた者たちへの復讐だろ」

って言う言葉から、やっぱり宿儺は奇形児?とかそういう感じで生まれて、それで世間からひどい扱いを受けてきたのかな、ってのを想像させる感じ。

 

その復讐で人間を殺そうとしたのかもだけど、でも何でこんなにも強大な力を付けれたのかはなぞ。

 

とにかく、自分の身の丈で生きてきたと言う宿儺だけど、その後ちょっと考えて、

「いや、違う生き方を選ぶこともできた」と言うの。

 

そしてその『違う生き方』の可能性をもたらしてくれたのがこの2人と。

この2人、右は取り合えず裏梅で間違いないだろうけど、左が誰か分からず。

 

世間でも色々言われてて、候補は『万、羂索、天元、知らん人』とかだった気がするけど、私はこれは万じゃないかなと。

 

万の昔のこの髪型。

モミアゲあたりのカットが一緒だし。

 

それに、裏梅も万も宿儺のことが大好き。

やっぱり自分のことを好きでいてくれる人の存在は人生においてすごく大きいと思う。

 

万は宿儺からウザがられてしかなかったけど、もし宿儺がちゃんと万と向き合ってたら。

したら普通の生き方をしていたかもしれないし。

 

裏梅の方の宿儺への気持ちは、人として慕ってるのか恋愛感情あったのか、よく分からなかった。

そもそも裏梅自体が男なのか女なのか分からなかったし。

 

けど28巻に

「裏梅は元々男なんですが本人と羂索との契約で女性(氷見汐梨)の肉体に受肉しています」

てあって、羂索的には女性だろうが男性だろうがどっちでも問題ないだろうから、裏梅から女性に受肉したいって望んだ感がある。

 

てことは女性になりたかった?ってことで、てことはやっぱ恋愛感情ある??

 

でもさ、とりあえず宿儺が裏梅の肩に手を置いてたり、

その後真人に「つまんねー丸くなりやがって!」と怒鳴られながら去ってくシーンでも手、繋いでる?感じだったり、

現実の世界では部下の1人、結構気に入られてはいるけど部下の1人って感じに見えてた気がするけど、なんか裏梅のことかなりかわいがってる・・?て感じになってて。

 

そしてこれ、裏梅子供なの??

宿儺がでかいだけ?

 

どういう関係???

 

色々よく分からない・・

 

ただ泣いてる裏梅はかわいすぎる。

 

泣いてる理由は分からないけど・・

 

宿儺が負けちゃって悲しいのか、宿儺を援護できなかったことが悲しいのか、そもそもこんな生き方をしてさせてしまったことが悲しいのか。

 

裏梅も万も、宿儺の生き方を応援するだけで違う方向に向けさせようとはしなかったしね。

 

取り合えず、宿儺にとって裏梅と(私的に)万との出会いは、こんな暴君にならずに生きていけたかもしれない出会いだったけど、宿儺はそれを選ばなかった?選べなかった?ということなのかな、と思ってみた。

 

で、最後に騒ぐ真人。

いや彼はもう反省という言葉は似合わないし、こうであって欲しい姿よ。笑

 

とにかく、最後の宿儺はまさかの、次の人生があったら普通の生き方をしてもいいかも、的なことを言っていて。

 

一応反省というか、反省・・ではないのかな、でも「この恨み、次こそ晴らしてやる!」みたいなことは無かった。

負けたとはっきり自分でも言ってるし。

 

私的には最後まで暴言吐いても良かった気もするけど、

これはこれでいいのかなとも思う。

宿儺の方は。

 

ただ、戦いの最後に悠仁くんが宿儺に優しくなったことは納得いかず。

前も言ったけど・・

 

敵にどんなにつらい過去があったとしても、それに同情する余地が大いにあったとしても、(宿儺は詳細無いからはっきりとは分からないけど)

それを慮って改心を求めたり助けようとするのは、犠牲がない状況でしかできない気がする。

私的には。

 

たくさんの人が殺されたり、自分の大事な人達が殺されたり傷付けられたりしてたら私なら無理だし、助けようとするような人がいたらその人にも腹が立っちゃうよ。
前も書いたけど。

 

来世で幸せに生きてね、と祈りながら、涙しながらでもそれでもやっつけるしか選択肢はないなぁ、私だったら。たぶん。

 

悠仁くんの優しさにはこの物語始まって以来いつもずっと癒されてきたけど、最後、宿儺に対しての優しさだけは理解できず。

 

あ、空港で悟くんの「宿儺に申し訳なく思う」が未だどうしても理解できないのと同じ。

君が死んで、これから仲間が大量に殺されるかもしれないのに何言っちゃってんの、的な。

 

どうも、作者の意図を私が理解できないのか気持ちに添えないのか根本的に考えが違うのか、なんかなんでしょう。笑

 

話戻って、とりあえず宿儺の過去がちらっとは分かったけど、

結局裏梅との関係とか相互への気持ちとか万がなんであんな宿儺に惹かれたのとか詳細は分かんなくて。

 

あと宿儺がなんであんな強くなれたのか。

 

漫画にしてくれたら嬉しいけど、多分ないだろうから解説だけでもいいから知りたいな。