重いぜ。 | 7 NOTES

重いぜ。

午前中に保育園から電話がきて目覚めた。


七音が発熱したので、迎えにきてほしい、とのことだ。


我が家では、保育園からの第一連絡先は、

僕の携帯電話になっている。

それは、僕のほうが日中の行動に融通が利くからである。


初めての保育園からの連絡だったので、

寝惚けた頭のまま、とにかく急いで出掛ける。

とにかく出掛けるしか思いつかなかったのだ。

(まあ、それ以外にやることもないのだけれど。)


ちなみに、徒歩である。

我が家の一台しかない車は、

妻が通勤に使っているため、

今日のような緊急事態の時は、

緊急事態的に早歩きをするのだ。


暑い。もの凄く良い天気だ。

夜行型の人間にとって、

この太陽は拷問だ。

体がバターのように溶けそうだ。


さて、保育園で七音を引き取り、

とりあえず帰宅することにする。


七音くん、非常に重い。

スリングに入れて、てくてく家路を歩く。


お、重い・・・。


ヘルニア持ちのこの身体が、

どんどん軋んでいく。

5分も抱いて歩くと、

腰が壊れそうになる。


無理だ・・・。

「タクシー!」



帰宅後、ミルクを飲ませてから、

小児科へ連れて行く。


さっきタクシー乗っちゃったからな、

よし、気合入れてバスで行くぞ。


バス停まで、徒歩10分。だっこして歩いた。


・・・限界。体が歪んだ。もう歩けません。

しかも、一時間に一本のバスが、

ついさっき出たばっかりであった。


「タクシー、・・・。」



七音は風邪をこじらせたようだった。

しばらくのあいだ、咳が多く、少しぜいぜいしていたのだが、

熱もそれほど上がらないし、まあ少し様子を見よう、

としていたのだ。


でもすでに、風邪をこじらせていたらしい。

ごめんよ、七音。

もう少し早く診てもらえばよかったな。


治療して、

お薬をもらう。


まあ、とにかく大事にいたらずよかった。

薬を飲ませれば落ち着くでしょう、とのことだ。



帰りはもう迷う力も残っておらず、

「ヘイ、タクシー!」

である。


七音の診察代と薬代、

合わせて、530円。

(相当安いですね。ありがたい。)


今日のタクシー代、

約3000円。


しょうがないだろうよ。

腰がよ、壊れるんだよ・・・。

オレよ、ヘルニアなんだよ・・・。


妻は、情けなさそうな目で僕を見るのであった。


ちなみに、七音くん、

生後4ヶ月にして、

7,9Kg。


お、重い・・・。



追記(後日談)。


僕は毎週、整体師の友人に、

施術をしてもらっているのだが、

ちょうど、この翌日が施術の日であった。


「すごいね、首から腰にかけて体歪んでるよ。」

とのこと。


そうでしょう。

嘘じゃないんだよ。

誰か、分かってほしい。

本当に辛かったんだよ・・・。