重いぜ。
午前中に保育園から電話がきて目覚めた。
七音が発熱したので、迎えにきてほしい、とのことだ。
我が家では、保育園からの第一連絡先は、
僕の携帯電話になっている。
それは、僕のほうが日中の行動に融通が利くからである。
初めての保育園からの連絡だったので、
寝惚けた頭のまま、とにかく急いで出掛ける。
とにかく出掛けるしか思いつかなかったのだ。
(まあ、それ以外にやることもないのだけれど。)
ちなみに、徒歩である。
我が家の一台しかない車は、
妻が通勤に使っているため、
今日のような緊急事態の時は、
緊急事態的に早歩きをするのだ。
暑い。もの凄く良い天気だ。
夜行型の人間にとって、
この太陽は拷問だ。
体がバターのように溶けそうだ。
さて、保育園で七音を引き取り、
とりあえず帰宅することにする。
七音くん、非常に重い。
スリングに入れて、てくてく家路を歩く。
お、重い・・・。
ヘルニア持ちのこの身体が、
どんどん軋んでいく。
5分も抱いて歩くと、
腰が壊れそうになる。
無理だ・・・。
「タクシー!」
帰宅後、ミルクを飲ませてから、
小児科へ連れて行く。
さっきタクシー乗っちゃったからな、
よし、気合入れてバスで行くぞ。
バス停まで、徒歩10分。だっこして歩いた。
・・・限界。体が歪んだ。もう歩けません。
しかも、一時間に一本のバスが、
ついさっき出たばっかりであった。
「タクシー、・・・。」
七音は風邪をこじらせたようだった。
しばらくのあいだ、咳が多く、少しぜいぜいしていたのだが、
熱もそれほど上がらないし、まあ少し様子を見よう、
としていたのだ。
でもすでに、風邪をこじらせていたらしい。
ごめんよ、七音。
もう少し早く診てもらえばよかったな。
治療して、
お薬をもらう。
まあ、とにかく大事にいたらずよかった。
薬を飲ませれば落ち着くでしょう、とのことだ。
帰りはもう迷う力も残っておらず、
「ヘイ、タクシー!」
である。
七音の診察代と薬代、
合わせて、530円。
(相当安いですね。ありがたい。)
今日のタクシー代、
約3000円。
しょうがないだろうよ。
腰がよ、壊れるんだよ・・・。
オレよ、ヘルニアなんだよ・・・。
妻は、情けなさそうな目で僕を見るのであった。
ちなみに、七音くん、
生後4ヶ月にして、
7,9Kg。
お、重い・・・。
追記(後日談)。
僕は毎週、整体師の友人に、
施術をしてもらっているのだが、
ちょうど、この翌日が施術の日であった。
「すごいね、首から腰にかけて体歪んでるよ。」
とのこと。
そうでしょう。
嘘じゃないんだよ。
誰か、分かってほしい。
本当に辛かったんだよ・・・。