リブログ頂けると嬉しいです
千葉県で保護活動をする神山です。
いつも私の活動を応援して下さる皆様、ありがとうございます。
10月に入り、13才の黒猫「しっぽ」が「猫伝染性腹膜炎 FIP」の病にかかっていることが分かりました。今日までの動物医療ではインターキャットやステロイドを使った対症療法だけしかなくこの病が発症すると致死率100%と、とても怖い病でした。
しかし、治療法について調べていくと国内未承認の「MUTIAN」が猫伝染性腹膜炎の治療に有効である事を知り、助けられる道があるのならと、FIPの治療に詳しい動物病院での投薬を開始しました。しかし、MUTIANは非常に高額で、かつ84日間の連続投与が必要な難しいものでした。なんとか、自己で費用を出しながら治療を進めてきましたが、子猫の保護収容が途絶えることなく続いており、ケガ・病気とこちらも高額な医療費の出費が続いており、今後も高額な医療費を維持し続ける事は厳し状況です。しかし、隣で高熱でぐったりとなり、ガリガリに痩せていく「しっぽ」の投薬を止める選択肢も「愛護センターへ収容される幼猫」を見過ごすこともどちらも選ぶことか出来ず、なんとか治療を継続できないかと考え、クラウドファンディングを立ち上げました。
↓こちらからご支援お願いしています
https://readyfor.jp/projects/50245
もしくは
三井住友銀行
千葉ニュータウン中支店
普通3388885
カミヤマ ナオコ
まで、ご支援お願いできましたら助かります。
子猫の収容、TNR先からやむおえずの保護も
続いており、現在、18頭の子猫と保護活動事態が、非常に厳しい状況にあります。
現在、ムティアン投薬から61日経過し体調は良好で血液検査も正常値に戻ってきています。
84日間投薬するため、ぜひご支援頂けたら、また、拡散もご協力頂けると助かります。
「しっぽ」の紹介
子猫の時に外から保護しました。
一度、新しい家族へご縁を繋ぎましたがやむ終えない理由で戻ってきました。
とっても甘えん坊で、優しいおじさん猫です。
たくさんの小さな子猫達にもお父さん猫のように接してくれ、頼もしい相棒のような子です。
▼「しっぽ」の病、猫伝染性腹膜炎(FIP)とは
猫腸管コロナウイルスが原因の病気で、猫コロナ自体は病原性が低くいそうですが、増殖する過程で原因不明の突然変異によって猫伝染性腹膜炎ウイルスに変化してしまうと、FIPを発症してしまいます。
いくつか、タイプがあり以下の3つに分けられています。
・ウェットタイプ (滲出型)
・ドライタイプ (非滲出型)
・ウェット&ドライ混合タイプ
の3種類があり、どれも治療法・特効薬がなく、致死率が100%の病です。
今までは、日本の動物医療では、ステロイド・インターキャットを投与して緩和していく治療方法しかありませんでした。この病の共通点は食欲減退による体重減少、元気消失、発熱などの症状があります。「しっぽ」は、当初は「ウェットタイプ」早期と診断がありましたが、投薬開始4日目にドライタイプを併発し、混合タイプと再度診断がありました。
症状は、ウェットタイプは腹水・胸水が溜まって体重が減って体は痩せるのに対して、お腹膨らんでいき、 黄疸と言った症状で、ドライタイプはふらつきなど、神経症状です。
▼「しっぽ」の症状と経過
10月5日
発熱なし38.6
食欲減少のため血液検査
この時は、すでにご飯も口にすることは出来ませんでした。
自宅で点滴
10月8日
発熱なし38.7
レントゲン、エコーにて腹水が認められ、腹水の状況からFIPの可能性が大であるため、PCR検査へ
食欲なし、強制給餌
10月9日 (投薬1日目)
発熱なし38. 5
「MUTIAN」投薬開始 投薬量400mg
食欲なし、強制給餌
10月10日 (投薬2日目)
発熱なし38. 5
PCR検査にてFIP陽性確定
食欲なし、強制給餌
10月11日 (投薬3日目)
発熱なし38. 5
食欲なし、強制給餌
10月12日 (投薬4日目)
発熱39.4
食欲なし、強制給餌
ふらつき、頭を触ると嫌がる症状が出る
10月14日 (投薬5日目)
発熱39.6、「MUTIAN」の投薬量600mgへ増やす
食欲なし、強制給餌
発熱したため、朝一で血液検査をしてもらい、ドライも発症している可能性があると、投薬量を増やしています。熱でぐったりです..苦しくて苦しくて、唸るほどです..
10月17日 (投薬9日目)
発熱なし、38.6
投薬から9日目、目に見えて変わってきました。
熱が下がり、自力で食事を取れるようになり、いつもと同じように動き回れるまでになってきました
10月22日 (投薬14日目)
発熱なし 38.2
ご飯もよく食べてくれ、体調が悪くなる前と同じ一日を過ごしています。
10月25日(投薬17日目)
発熱なし
今日は、血液検査、エコーの検査をしてきました。
数値は変わらなかったものの、腹水が全くなくなっていました!!
黒い部分は尿が貯まっていて、以前はそのまわりに、
200ccほどの腹水がありました。
投薬から、徐々に尿に吸収されて排出されたようです。
目に力も出てきて、爪をバリバリといだり、日向ぼっこしたりしています
▼体調の異変に気がつく
帰宅するといつも一番に出迎えに来るのがなくなり、呼んでも寝ていることが増え、最初はちょっと食べないかな程度の症状だった為いつものように様子を見ていました。それから見るからに痩せてしまい、慌てて受診しました。
▼医療費の問題
「MUTIAN」の投与量は体重や状態で投与量が決まっていきます。
元々、体重が5kg強ありました。今後、5kg近くまでは戻る可能性はあることを考えると投与量がさらに50mg→100mgと増えていきます。
そうなった場合
1日あたり¥19.600(税込)
仮に投薬終了するときまでにゆるやかに体重が戻ってくことを想定すると
※50mg 1400円
※100mg2800円
※200mg 5600円
19日目から28日目まで600mg ¥16.800×10日=¥168.000
56日目まで650mg ¥18,200×28日=¥509.600
84日目まで700mg ¥19,600×28日=¥548.800
合計で¥1.226.800となります。
それに、今後、定期的な血液検査、エコー検査費(約8.000円)がかかります。
※現在までにMUTIAN18日分と検査代金に325.880円は支払い済みです。
先ずは、31日分のMUTIANの費用にクラウドファンディング利用料金を
プラスした「620.000円」をお願い出来たら助かります。
▼今後の治療について
MUTIANの投与、2週、4週間ごとに、エコー、血液検査をしながら、84日間の治療を継続していき、寛解を目指しています。寛解のあとも定期検診が、1ヶ月、3ヶ月とあります。
▼初期検査について
これまでに、PCR検査、レントゲン、エコー×2回、血液検査×4回、細胞検査
を行い、猫伝染性腹膜炎(FIP)を確定させています。
▼しっぽの闘病記録始めました
投薬治療の経過や通院記録については
インスタグラム(@shipokamiyama) (@emma20160629)
ブログ ねころん(https://nekoronn.exblog.jp/)にてご報告いたします。
SNS・ブログともにフォロー・拡散にご協力いただけますと幸いです。
病院への通院も頑張っています!!
▼ご支援の使い道
MUTIAN 31日分 ¥560. 000
クラウドファンディング利用料¥67.200
※万が一途中で治療をやむ終えない悲しい理由で終了することになった場合は
「保護ねこ」の治療費用に充てさせていただきます。
▼リターンついて
ご支援により
・メールでお礼のメッセージをお送り致します。
・毎年作成している「保護ねこカレンダーA4or卓上型もしくは吊り下げ」
を送らせていただきます。
▼最後に
私のもとで暮らしている成猫たちは、過酷な環境から保護し、里親さんに恵まれなかった猫達です。子猫の時から病気を抱えていたり、人に虐待されて心に傷をおっている猫です。
新しい家族へご縁を繋いで次の保護に繋げたい所ですが、ご縁が繋げず滞在が長くなり、一緒に暮らしています。しっぽもその中の1頭です。
有効な治療への道が開けているいま、治療しない選択肢は見つかりません。いつも助けてくださる皆様に、元の元気なしっぽに戻れるように、暖かいご支援をお願い出来ましたら助かります。
このプロジェクトは目標達成が無いと支援を受けれないので金額を少なく設定していますが、目標達成させて頂ければ次の目標も設定したいと考えています。
11月の医療費
671.200円