次男の就職も決まっていて、また来年の4月に家を出る。
長男が行ってしまった時の事を思い出す。
実家の父も、まだ健在だった…が、もう動くのがなかなか辛く、みんなは駅まで見送ったが、父は行けなかった。
階段を降りていく息子に「がんばれよ~」と声をかけた。息子も階段の途中から「がんばるで~!」と返事をした。きっと父は泣いていただろう。
それが2人が交わした最後の言葉になった。
そして、次男もあと四ヶ月ほどで旅立つ。
今までそばにいるのが当たり前だった家族がバラバラになっていく。
喜ばしい事なのに…
やっぱり寂しい。
