私が父の【寝言】の凄さを知ったのは、私の母が亡くなってからの事です。
私が高校受験のための勉強をしていると、階下で父が誰かと話をしている声がするわけです。
私が不思議に思い、静かに階下へと行ってみると、
父は眠りながらハッキリとした口調で寝言を言っていました。
これは父だけの得意技と思っていたら、
ある時「先生!昨夜、眠りながら【観音経】をあげていましたよ!」
と言われビックリ!
そして最近では大声で作詞作曲の歌まで歌っているらしい・・・のです。
これは本当に迷惑な話です。
しかし、無意識の状態での事なので何ともしようがない事であります。
これから私は隔離部屋で寝ようと思っている次第です。
先日【妙光庵】で一徳と並んで寝ていたら、
なんと一徳までが「ハイ、宜しくお願いします・・・」と寝言を言っているではありませんか!
私は思わず笑ってしまいました。
おそらく一徳はハワイ島でガイドさんと打ち合わせをしている夢でも見ていたのでしょう。
なんと親子三代に渡って【寝言の遺伝子】を持っているとは、
笑えるやら何とやらで遺伝子の凄さを再認識させられました。