6月23日は沖縄県民にとっては終戦記念日であり、
決して忘れてはならない日だと思う。
また、日本人にとって沖縄は唯一の地上戦を強いられた場所なのですから、全国放送で慰霊祭の模様や沖縄戦の事を取り上げて放送すべきです。
私は今年の5月20日~27日までの間、
これまでの人生で体験した事がない症状に見舞われた。
それは・・・発熱はたった一日だったにも拘らず、
翌日から唇から口の中、そして舌先に、
10個以上の酷い口内炎が出来始め、
食べ物を食べるにも激痛が走り、うまく食べられないばかりか、
話す事さえままならない程だったのだ。
私がなぜ突然にこのような症状になってしまったのか、
その時はすぐに気づけませんでした。
私がようやく気づいたのは5月27日の午前1時少し前の事でした。
体中を誰かに触られているような感覚になり目が覚めたのです。
その時に私は気づいたのです。
今から73年前のこの時期は【沖縄戦】が激化して、
糸数アブチラガマに身を潜めていた住民や負傷者が、
日比野勝廣さんなどの重症患者をガマに残し、
撤退していた頃だったのです。
私はアブチラガマに残された方々の疑似体験をさせられたのだと思います。
食べ物も食べられず栄養失調になっていた方々は痩せこけ、
口には沢山の口内炎が発症していた事でしょう。
本当に酷い状況だった事を実感させられました。
私は昨年の11月頃から遠く離れた所から、
アブチラガマで亡くなられた方々のご供養をしておりましたので、
亡くなられた方々が私の所にお知らせに来てくださったのでしょう。
ようやく私とアブチラガマで亡くなられた方々との想いが繋がったのだと思うと嬉しく感じます。
大東亜戦争の沖縄戦線で亡くなられた戦没者の皆さん、
どうか安らかに次の世へと旅立ちください。
来世での幸せを心からお祈り申し上げます。(合掌)