実家と自宅の整えを終えて

 

次は自宅の土蔵

 

先代が使っていた農具、

木製のりんご箱が積み上げてあったり

下駄、地下足袋、靴

新築する時に移動させた棚など

20年以上放置に近い状態

 

自分のモノは何もないから

スイスイできると勢いよくお片付け

 

ところが

手もココロも止まってしまった

 

棚の中のモノを出していたら

古びたアルバム

 

キレイなワンピースや着物姿で

にっこりと表情豊かな

先代の2人のおばさんたちの

女学校時代などの写真の数々に

 

同じ大正生まれの祖母は

小学校卒業後、働きに出て

もったいない、我慢が当たり前の生活

と比べてしまった

 

祖母は、

「おしんと同じようなことしてきたら

おしんは見ない」と言うくらいの苦労人

 

そんな、「おしん」の世界観を

幼い頃から聞いていたため

「苦労して当たり前」

「がむしゃらにやるのがいい」

という世界しか知らず

やってきたし思ってきた

 

両極端な世界を目の当たりにして

ザワザワが止まらない

「おばあちゃんがかわいそう、気の毒」

なんだろう?この格差

という気持ちで

いっぱいになってしまい

自分の気持ちを祖母の気持ちと

すり替えてしまった

 

気持ちを探ってみると

「嫉妬」

「贅沢な暮らし」

「幸せそうな笑顔」

いいなぁ、羨ましいなぁだった

 

ザワザワが止まらず

旦那さんに話してみると

「どっちが幸せだったかは

本人じゃないとわからないよ」

と、ポツリとひと言。

ハッと我にかえり、ザワザワがおさまった

 

両極端な世界を見て動揺したけど

⭐︎祖母のマネをしなくてもいいんだよ

⭐︎望む世界を選んでいいんだよー

って、

トクシマ ユウさんに

アドバイスもらって

腑に落ちたら

また、体もココロも軽くなって動き出した

 

家を整えながら

何度か、

自分に蓋してきた感情が

ウワーっと吹き出しては

その感情を感じ切る事を繰り返して

もう、全部出し切ったと思っていたけど

奥底にあった

心の引き出しは

想像以上に根深かった

 

いつものクセで

どっちがいいか?正解か?ダメなのか?

ジャッジしてしまうけど

望む世界を選んでいいって許可できたら

またゴロッと動いて意識が変わった

 

雲の画像のようです

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