皆さん、こんばんは(⌒‐⌒)
今日は母の日ですね。
私はケーキと革のお財布にもポーチにもポシェットにもなる「やつ」をプレゼントしました。説明が難しい・・・
大人は何でも自分で欲しいものが買えるし、「欲しいものはない?」ときいても、
「何もないよ。お小遣いはとっておきなさい」
というばかりで、プレゼント選びも困ります。
ただ、このプレゼントを選んだのにはちゃんと訳があります。
一つひとつ手作りで、同じ柄のものは存在しない。世界で一つだけ。
革の製品は、ちゃんと手入れをすれば一生使い続けられるもの。
人が年を重ねるように、使い続ければ人の手のあぶらで革に艶がでて磨きがかかる。
使えば使うほど素敵になってゆく。
母の日にぴったりじゃない!!
と、即決。これしかないと思いました。
色は沢山ある中から水色を選びました。
とてもとても喜んでくれました。
「勿体無くて使えないよ~~」と、箱にしまうので、使えば使うほど磨きがかかる件を3回繰り返し話ました。
嬉しそうに3回聞いてくれました。
今まで、母の日のプレゼントを挙げなかったことは一度もありません。
具合が悪く、買いに行けないときは兄にお願いしたり、ネットを使ったり。コンビニスイーツで終わってしまった時もありましたが、「いつもありがとう」の言葉だけは必ず伝えています。母の日ぐらいしか言わないので・・・
「偉いでしょ?」
そう言いたいわけじゃありません。
病気になり、不自由な体になり、薬害にあい、
母の存在の大きさを身をもって感じました。
HANSになって、短期や長期を合わせると1年半ほど入院しています。母が病院に来なかったことは1度たりともありません。始発に乗って終電で帰り、間に合わなければタクシーを使い。
高校や自治体や病院に頭を下げ、私が不自由しないように精一杯努めてくれました。
「治るためならなんだってする。何処へだっていく。娘だから」と言ってくれます。
親子だからあまり前でしょうか?
私には同じことができる自信がありません。
何度も何度も衝突して、母を傷つけ母に傷つけられました。
「本当は私を恨んでいるくせに。心の中ではお母さんのせいだって思ってるくせに。」
そう言われた時の母の声や顔はいまでも覚えています。
忘れたくても忘れられないんです。
そう言われたって私はどうすることもできません。何もしてあげられません。
本当にそんなこと思っていないよ。と、伝えても母には伝わらないことでしょう。
こころの中を見せてあげられたらお互いにどんなに楽だろうと何度も思いました。
お母さんのせいじゃない。
私を守ろうとした。
ガンから私を守ろうとした。
傷つけたかったんじゃないでしょ?
歩けなくしたかったんじゃないでしょ?
母だけに言いたいわけではありません。
自分自身を苦しめている、子宮頸がんワクチン副反応にあわれた娘さんをもつ全てのお母さんに伝えたいです。
他人の娘が言ってもなんの救いにもならないかもしれないけれど・・・
お母さんたち、娘たちは大丈夫。
お母さんたちが思ってるより娘たちは強い。
だから、泣かないで。自分を責めないで。
苦しくないとか痛くないとか辛くないとか、まだそれを言うと嘘になっちゃうけど、お母さんたちが自分を責めるのは間違ってる。
娘を守ろうとしたんだから。
だから、胸を張って。
娘たちの人生はこれからだから。
お母さんの半分も生きてないんだよ?
今は、通過点。これから幸せな道を歩む、そのうちのほんの一瞬が今だから。
だから、もう少し、もう少し一緒に頑張ろ!ね!
お母さん、いつもありがとう。
どうぞ、素敵な母の日を過ごして下さい。