長らく公の場で話すことはありませんでしたが、ちょっとづつ、書きとめてゆこうと思う様になりました。




久しぶりにブログを開きました。

人様のブログが目に止まりました。ここ数年で遺族となった方たちのブログでした。タイトルに共感し拝読すると、30年前の気持ちが一瞬にしてフラッシュバックし心臓がバクバクしました。我が家のあの夜の出来事は何十年経っても「想い出」にはならないのだな、と、昨日の様に思い出されてバクバクしながらも、妙なところで、そう思う冷静な自分がいました。

人の感情とは、思い出として残る事と、思い出にならない事がある、のか。。。そう言うものなのかー、自分は単純なタイプの人間だと思っていますが、人の心は単純ではないのだな、と。改めて自分の感情を俯瞰しているところです。

同じ状況でなくとも、突然遺族になった苦しみ・後悔・悲しみ・悔しさ等、言い表せない気持ちは痛いほど分かります。もの凄く・もの凄く、よく分かります。

心臓が焼きえぐられる様な、皮膚が焼け剥がされる様な、そんな思いで拝読致しました。同じ環境外の人に興味本意で色々詮索されたくないけれど、吐き出さないと気が狂いそうで自分を保てないから文字に起こす。そんな状態が伝わってきました。

がんばれ、なんて、とても言えない。そもそも、今この世に止まってるだけで皆頑張っている。そもそも、頑張らなくていい。

ただ、
ちゃんと眠れて
ちゃんと食べて欲しいな、
と願うばかりです。