こんにちは!
日本の四季と和文化を
大切にして暮らしているCraneです
今日はこどもの日。端午の節句。
菖蒲湯はしますか?
今日は、
なぜ菖蒲湯につかるのか
というお話です。
以前、着物礼法学校に通っていた時に
日本の伝統行事のなぜ?についても
勉強していました。
中国では古来、
5月は不吉な月と考えられていました。
病気が流行して亡くなる人が多かったから。
病気や災厄を祓うために、
薬草である蓬(よもぎ)で作った人形を
門戸にかけたり、菖蒲酒を飲むなど、
様々な厄除けや健康祈願が行われました。
それが日本に伝わり、
平安時代になると宮中で
蓬や菖蒲を摘む行事になりました。
やがて一般の人にも広がり、
蓬や菖蒲を家の軒に差すように。
それが変化して、
端午の節句にはお風呂に菖蒲を入れて、
健康を願うようになったのです。
ちなみに、美しい花が咲く花菖蒲と
お風呂に入れる菖蒲は別物です。
花菖蒲はアヤメ科。
菖蒲湯に使うのは、サトイモ科。
花菖蒲のように目立つ花びらはありません。
長い剣のような葉には芳香があり、
その形と香りから、邪気を祓う霊力を持つ
と考えられてきました。
今夜は息子の健やかな成長を願って
菖蒲湯を楽しみたいと思います
穏やかに良い一日をお過ごしください。
Crane