《王陽明》
・心はすなわち宇宙の根本原理である。
・心の外に道理はなく、心の外に物はない。全ては心の中にある
・山中の賊を破るのは易く、心中の賊を破るのは難し
・人を責めることをやめて、自分の心を正すことが大事だ
・意思は行動の始めである。だから心に悪が生じれば、正さなければならない。心を正し、心の悪を退治しなければならない
・ともかく自己の本体を発現しようとすることだ。もし、むやみに記憶しようとすると、理解できないし、もしもむやみに理解しようとすると、自己の本体を発現することができないものだよ
・良知(人が生まれながらにもっている善悪を誤らない正しい知恵)は人間だれにでもあるのであって、たとえきみたちがどうしようと、なくすことはできない。
・役人としての仕事を遂行するなかで学問をしなさい。たとえば、ある訴訟事件を訊問調査するという場合、被疑者の態度が横柄だからといって怒ったりしてはいけないし、彼らの陳情が如才ないからといって喜んでもいけない。
・知識と行動を二つに分けることはできない。知と行はもともと一つのものだからだ
・学問は自分の心の中に刻まれるのが第一義である。
・心が明らかになれば自ずと道も明らかになる

《ジェームズ・アレン》
・己に打ち勝て、さすればわかる。高みを目指せ、自信を持つことになる。最後に救われ、報われるのは、過ち・悲しみ・涙・痛みに生き抜いた者だ
<原因と結果の法則>
・私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。
・「原因と結果の法則」は、目に見える物質の世界においても、目に見えない心の世界においても、つねに絶対であり、ゆらぐことがないのです。
・私たちは、自分の人生に深く思いをめぐらし、それを創り上げている法則をみずからの手で発見したときから、自分自身の賢い主人となり、自分自身を知的に管理しながら豊かな実りへとつづく思いを次々とめぐらすようになります。
<心>
・私たちは、人生で直面するどんな状況にも賢く対処する能力と、自分自身を望みどおりの人間に創り上げるために使うことができる、変容と再生のための装置を内側にもっています。
・心は、創造の達人です。
・私たちは心である。
・私たちは心の中で考えた通りの人間になります。
・私たちを取りまく環境は、真の私たち自身を映し出す鏡にほかなりません。
・自分こそが自分の人生の創り手である
<環境>
・人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である
・あなたの心は庭のようなものです。そこからは必ず何かが生えてきます。正し、野放しにされた庭から履いてくるのは、何の役にも立たない雑草だけです。
・私たちが受け取ることのできるものは、私たちが欲しがるものではなく、私たちが受け取るにふさわしいものなのです。
・あなたが繰り返し考えることは、たとえその内容が良いものでも、悪いものでも、いつか必ず表に現れてきます。
・私たちがこれまで考えてきたことが、私たちをいまの環境に運んできたのです。ですから、私たちの人生の中には、偶然という要素はまったく存在しません。
・環境の変化と、心の中身の変化は、常に結びついています
・環境が人を創るのではありません。環境は私たちに、私たちがどんな人間であるかを、知らせてくれるだけです。
・私たちは、どんなに良い結果を心に描いても、それを手にするに値しない人間でいるかぎり、悪い結果しか手にできない
・あなたは、あなたが与えるものを受け取ることになります
<コントロール>
・自分の心をコントロールしていない人は、真の意味では生きていない人だと言えます
・賢い人とは、自分の心をコントロールしている人であり、愚かな人とは、逆に、それにコントロールされている人なのです。
・自分には、環境を育てるための土地と種(心と考え)を自由にコントロールする力がある
・心のコントロールを怠っているとき、動物と同じような苦悩も味わっています
<瞑想>
・霊的な瞑想は、神性に至る道である。地上から天界へ、過ちから真理へ、苦痛から平和へと至る、神秘の梯子である。

《ユング》
・無意味な行動は生命の充実を妨げる。意味のある行動のみが多くのことを成し遂げ、苦難困難に耐えてゆくことを可能にする
・あなた自身の心を覗き見るときにのみ、あなたの視界はクリアになるだろう。外を見るものは夢を見、内を見るものは目覚める
・私の一生は、無意識の自己実現の物語である
・世界を創造するのは神ではなく、この私であり、「私」の意識化という創造行為によって初めて、世界は客観的に存在するものとなるのである

《リンカン》
・敵が友となる時、敵を滅ぼしたと言えないかね?
・武力はすべてを征服する。しかし、その勝利は長続きしない
・相手を動かそうとする時には、心のこもった、押しつけがましくない説得の手を用いるよう心がけることだ。
・もし相手に自分の意見に賛成して欲しければ、まず相手に自分はあなたの味方だと分かってもらうことだ。
・もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう
・私はいつチャンスが来てもいいように学び、いつでもすぐに仕事にかかれる態勢を保っている
・投票は銃弾よりも強い
・事を成し遂げる秘訣は、ただ一つの事に集中することにあり
・人間は、たとえ相手が自分の一番関心のある目標に導いてくれる指導者であっても、自分の気持ちを理解してくれない者には、ついて行かない
・私は厳格な公正よりも情けの方がより豊かな果実を実らせるといつも感じている
・正義をかちとるためには、銃弾(バレット)ではなく投票(バロット)が必要です
・抗議しなければならない時に沈黙で罪を犯すのは臆病者だ

《ピカソ》
・想像できることは、すべて現実なのだ
・我々が描くのは顔の表?中?それとも裏か
・アクシデントが起きると、人はそれを変えようとするが、人には変えることが出来ない。アクシデントが人の内面を明らかにするだけだ
・芸術は悲しみと苦しみから生まれる。わたしは立ち止まりはしない。
・芸術家とは、不滅の存在である。刑務所や強制収容所に入れられていても、芸術の世界に身を沈めていれば、私は全能でいられる。
・覚えておくんだ。生涯あなたに付き添ってくれる唯一の人はあなた自身なんだ
・絵を描くのは美的活動ではない。この敵意に満ちた奇妙な世界と我々の間を取り次ぐ、一種の魔術なのだ

《西田幾多郎》
花が花の本性を現じたる時、最も美なるが如く、人間が人間の本性を現じたる時は、美の頂点に達するものである。

《アリストテレス》
・私は、敵を倒した者より、自分の欲望を克服した者の方を、より勇者と見る。自らに勝つことこそ、最も難しい勝利だからだ。

《空海》
・わが心空の如く、わが心海の如く
・修行して悟りを得ようとする人は、心の本源を悟ることが必要である。心の本源とは清らかで綺麗な明るい心である
・心暗きときは、即ち遇(あ)うところことごとく禍(わざわい)なり
・周りの環境は、心の状態によって変わる。
・道理に迷って苦しむのも、自分の中にある仏に目覚めて正しく励むのも、みな自分の決心次第である
・人間は誰もが胸のなかに、宝石となる石を持っている。一生懸命磨いて、美しく光り輝く玉になる。
・つまらない人は、善行と悪行の区別がつかず、その因果も信じることがない。目の前の利益だけを見ているので、その因果は必ず返ってくる。

《ミケランジェロ》
・まだ彫られていない大理石は、偉大な芸術家が考えうるすべての形状を持っている。
・千の歓びも一つの苦しみに値しない
・私は今も修行している
・完全なるものを創作しようとする努力ほど、心霊を純潔ならしめるものはない
・私の魂は、美しいこの世を通してでしか、天国への階段を見つけられない

《芥川龍之介》
・どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。
・人生は地獄よりも地獄的である。
・自然を愛するのは、自然がわれわれを憎んだり、嫉妬しないためでもない事はない。
・自由は山巓の空気に似ている。どちらも弱い者には堪えることは出来ない。
・幸福とは幸福を問題にしない時をいう。
・懐疑主義者もひとつの信念の上に、疑うことを疑わぬという信念の上に立つものである。
・道徳は常に古着である。
・運命は偶然よりも必然である。「運命は性格の中にある」という言葉はけっしてなおざりに生まれたものではない。
・周囲は醜い。自己も醜い。そしてそれを目のあたりに見て生きるのは苦しい。
・成すことは必ずしも困難ではない。が、欲することは常に困難である。少なくとも成すに足ることを欲するのは。
・完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。同時にまた、自己を告白せずには如何なる表現も出来るものではない。
・文を作るのに欠くべからざるものは、何よりも創作的情熱である。
・人生の競技場に踏みとどまりたいと思ふものは、創痍を恐れずに闘はなければならぬ。
・僕は芸術的良心を始め、どういう良心も持っていない。僕の持っているのは神経だけである。
・最も賢い処世術は、社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。
・恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。少なくても詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。
・げに人間の心こそ、無明の闇も異らね、ただ煩悩の火と燃えて、消ゆるばかりぞ命なる。
・人間は時として、満たされるか満たされないかわからない欲望のために一生を捧げてしまう。
・物質的欲望を減ずることは必ずしも平和をもたらさない。我々は平和を得るためには精神的欲望も減じなければならぬ。

《無門慧開》

《木戸孝允》

《ベルクソン》
・生存するということは変化することであり、変化するということは経験を積むことであり、経験を積むということはかぎりなく己れ自身を創造していくことである
・現在は過去以外の何ものをも含んでいない。そして、結果の中に見出されるものは、すでに原因の中にあったのである。
・行動する人間として思考し、思考する人間として行動せよ
・時間の流れという心の傾向が物質に浸透している


《お釈迦様》仏教
(特徴)
・人は仏(真理に目覚めたる者)になれる
・仏になるための修行を重んじる
・仏になるための、多様なる方法を内包している
・人間(仏ではない)は、欲望による苦しみに囚われている
・自分の行いは、必ず自分に跳ね返ってくる(自業自得)
(名言)
・自分の心をよく観察して、貪欲と憂いを取り除きなさい
・執着があればそれに酔わされるのだ。それゆえに、ものの姿をよく見ることができない。
・足りないものは、音をたてるが、満ち足りたものは静かである
・私たちの苦悩には必ず原因があり、その原因を滅することができればおのずと苦悩の解決への道が開かれる
・「因果関係によってつくりだされたすべてのものは無常である(諸行無常である)」と、智慧によって見るとき、人は苦しみを嫌い離れる。
・他人や他のものをよりどころとせず、自分や法をよりどころとする