~前記事のつづき~






翌朝、目覚めて
マンション5階から外を見ると
一面真っ白~
マジかっ…
7:30 に
本日の公演について
コンサート事務局からメールが。
予定通り開催予定ですが
今後の天候により
中止・延期の可能性があります、と。
どうしよ…
雪は今後、ひどくなるっぽいし
コンサートは諦めて
移動できる今のうちに帰るか…?
明日、仕事だし…
いーやーだー
そんなこと
でーきーなーいーーー
いろいろ考えたけど
やっぱり諦められないよ
行こう

もし帰れなかった時は
みんなに最大の
ごめんなさいをしよう

次女と共に
会場へ向かった。
JRは悪天候の為、
本数が減らされてる。
超満員状態
博多駅に着くと
タクシー乗り場が長蛇の列。
しかもコンバッグを持ってる人達。
えっ?
臨時バス、運行してない
?
よーく見ると
臨時バス乗り場に
向かってる人たちもいる。
とりあえず、バス乗り場へ。
ひ、ひぇ~っ


バス乗り場も長蛇の列…
どうやらバスの本数も
少なくなったらしい。
歩いて…みるか?
雪はひどくなかったので
歩いて向かうことにした。
歩いて行ったことはなかったけれど、
歩いて行けない距離ではないと
聞いたことがある。
現に歩いて向かってる人もいたし。
よしっ!行ってみる!!
その時点で
11時の開演まであと1時間を
きっていたと思う。
もう、帰るという選択肢は
消えていた。
どうやったら彼らに会えるか、
その方法を考えるのみ。
気持ちは前へ前へ。
雪になんて負けないからっ!!
歩き始めて数分…
雪の降り方がひどくなる
路面凍結にて歩きづらい
タオルを被ってみたり
傘をさしてみたりするも
風と横なぐりの雪…
途中から体に雪が積もり始める
髪の毛が凍り始める
視界も悪くなる
強い気持ちを持って
会場へ向かい始めたものの
ここまでの天候になってしまったことで
もう会場にたどり着ける気が
しなくなっていた…
このまま行倒れてしまうかもしれない。
でもそれはそれで本望か…
雪に慣れていない私にとっては
豪雪とも言える
その天候の中を歩きながら
ネガティブなことを
考え始めていたけれど、
少し前を歩く次女は、
弱音も吐かず
ただ黙々と前へ進んでいた。
私よりも随分足取り軽い。
いよいよ前も見えづらくなり
泣きそうになった時、
前を歩いていた次女が
" ハハ!
タクシー来てる!
空車って!!"
"止めよう!
止めて止めて!!"
娘と二人で足早に
車道側へ寄り、
タクシーを止めた!!
助かった~
そして、前を歩いていた
ジャス民さんたちに向かって
叫んでみた。
"あと二人いけますっっっ!"
すると
若い女性が二人、振り返り
すぐさま駆け寄ってきた。
"いいですか?
ありがとうございます!"
4人で車に乗り込み、
"マリンメッセまで
お願いします!"
同乗した
20代と思われる
綺麗なお姉さん二人は
タクシーの中で何回もお礼を言い、
持っていたカイロをくれた
"あ、まだ10時半です!
間に合いそうですよね!!"
興奮気味のお姉さん
"間に合いますよね!"
という会話を交わしていたら…
タクシーの運転手さんも
"11時ですよね!はい" と
タクシーに乗って数分…。
マリンメッセが見えてきた。
タクシーの中、
4人で喜ぶ
来たよ来たよー
生きて来られたよー
急いで席へ。
時計を見ると、
開演時間8分前だった。
~~~つづく~~~