主人が首を切る大けがをした時
首を押さえて事務所に飛び込んできた
すぐさま タオルを何枚も当てたけど
みるみる真っ赤に染まり・・・・
これは もう救急車をお願いするしかない
やはりかかりつけの隣町の市民病院へ
すぐ入院して手術
< 後 1~2ミリ深く切っていたら
大動脈まで傷が達して命がなかったでしょう.>
と言われました。
退院してからは、ほとんど仕事場には入らず
(皆が入れなかった!)家での生活
そんな頃から 朝夕のケントの散歩は始まりました。
でも まだ車の運転はしていたので 隙を狙って
軽トラックを運転して出かけてしまいます。
でもちょい事故が多く 行った先の物にぶつけたり
コンビニの駐車場で事故したり・・・
こちらも車のキーを抜いて隠したり
従業員さんにも乗って帰ってきたら必ず
キーを抜くように言ったりしました。
1日何回も現場と会社を往復する仕事柄
ついキーを付けたままにすることもある。
頭の回転が悪くなった主人ですが
そこは見逃さない
自宅兼会社前の駐車場をウロウロ
散歩する振りをしながら車の中を覗き
キーのついている車を物色
見つけたらそのまま乗って行ってしまうことも
度々ありましたね
家族間で
「 お父さん 普段はボーとしてるだけなのに
こういうことはほんと悪知恵が働くよね」
油断できない日々が続きましたが・・・
ある日 警察から電話
「御主人が運転中事故にあって
命に別状はないのですが話すことが
まったくできないので頭を強打されていると
思いますから救急車で病院に運びました」
その時私は、主人は脳梗塞で話ができないことを
伝えたら警察官はビックリ!
「そうでしたか・・・でも一応病院には運びましたから
○○病院まで行ってください 」
検査の結果異常はなく そのまま家に帰ってきました。
その後事故の様子を聞いたら
8割 主人の方が悪くて
細い道から広い道に出る時 判断ミスで
広い道路に出た時、道路を走っていた車が
後ろからぶつかり 主人の軽トラックは
クルクルと2回転して大破して止まった
一見大事故だったらしい
これだけの事故だったから警察官が
主人が頭を打って 話せない状態になった と
思ったのも無理のない事だと思います。
でも不幸中の幸いで 主人は軽い打撲だけで
それからは通院もしませんでした。
④につづく
今日のお花